株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-01-07 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

日経20000円回復とバイオ株高で投資家心理は改善

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

先週末の米国市場大幅反発をうけて、一時は日経平均で700円超の上げ幅を見せた日本株。

ようやく新年らしい相場で、先週の重苦しい大発会の下げを帳消しにしてくれました。

全面高の中に垣間見る小型株の相対的な強さ、これは大発会で全面安となっていた中でもキラリと光るものがありました。

本日も同様に目立ったのはバイオ株の力強い上昇で、大発会からの流れをそのまま引き継いで、武田薬品(4502)などの大型株までも大幅高しテーマ物色されています。

バイオ株は材料が出始めると立て続けにリリースがあるようで、個人投資家の物色意欲を後押ししているかのようですね。

普段から値動きの大きい逆張り銘柄の自律反発が目立ちましたので、リスクを積極的に受け入れる投資家は短期の値幅取りがしやすそうです。

今日以降のところでは、日経平均がとりあえず20000円を回復して昨年の大納会の水準まで戻ってまいりましたので、改めてスタート地点に立ったばかりです。

先々の展望はまたの機会に譲るとして、目先は今週末のSQまでを見据えた短距離戦かと思います。

新年のテーマはAI&バイオ・・・この組み合わせは2016年を彷彿とさせますが、マザーズが隆盛したのを思い起させます。

チャイナ・ショック後の後遺症で原油価格などが値下がりしていたのも当時と状況が似通っていると言ってもよいかもしれません。

2016年は6月のブレグジット・ショックを通過して、夏以降から本格的な上昇につながっていきましたが、前半は前半でとくに小型・成長株の中にバンバン値を飛ばすような銘柄が続出しました。

相場の質が改善するまでにはもうしばらく時間がかかりそうですので、個別株をピンポイントで狙い撃ちしていくのがよさそうです。安く放置されている成長株は沢山ありますので、2019年前半は大化け狙いでいきましょう。


【 相 場 の 格 言 】
『 最良の預言者は過去なり 』

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
武田薬品(4502)

執筆:加藤あきら

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