2007-9-10 16:10 更新分
本日の東京株式市場は、大幅続落しました。8月米雇用統計が4年ぶりの減少となり、米経済への
懸念が台頭したことを背景に米国株安と円高が進行しました。リスク許容度が低下した海外勢を中
心とした売り物が出ました。4─6月期国内総生産(GDP)2次速報が事前予想を下回ったことも
あり、一時、下げ幅は前日比450円を超え1万5650円付近まで軟化しました。後場寄りは、値ご
ろ感の買い物に買い戻しの動きを誘い、日経平均は午後0時39分に1万5858円62銭(前週末比
263円54銭安)まで戻しました。その後は買い気が鈍く、上値の重い展開となりました。日米景気、
為替動向や、国内政局など不透明要因が多く、手控え気分が尾を引きました。東証1部の業種別
株価指数では、全33業種中、31業種が下落し、値下がり銘柄数は全体の84%強に達しました。
【指数】
日経平均株価:15764.97円(-357.19円)
TOPIX :1525.22P (-31.80P)
JASDAQ平均 :1853.30円 (-28.90円)
マザーズ指数 :675.71P (-29.11P)
ヘラクレス指数 :1100.08P (-32.35P)
【業種】
業種別指数は、33業種中、2業種が上昇。
値上がり率1位・・・水産・農林業
日本水産(1332)
値上がり率2位・・・電気・ガス業
Jパワー(9513)、沖縄電力(9511)、北陸電力(9505)
値上がり率3位・・・該当なし
その他・・・該当なし
値下がり率1位・・・鉱業
国際石油開発帝石HD(1605)、三井松島産業(1518)、石油資源開発(1662)
値下がり率2位・・・不動産業
シノケン(8909)、エルクリエイト(3247)、アイディーユー(8922)
値下がり率3位・・・その他金融業
フューチャーベンチャーキャピタル(8462)、SBIHD(8473)、大阪証券取引所(8697)
その他・・・ゴム製品、鉄鋼、証券・商品先物など。
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