株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-01-18 09:00:00

大文字恭平の相場勘所

日本電産、日立、共に苦しい業績内容

おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。

昨日のNY市場からです。

主要3指数が続伸となりました。
米中貿易摩擦の緩和期待が高まり、朝方急上昇しました。

上述の思惑が為替相場にも波及し、クロス円は切り返す展開。

ユーロはやや上値が重たい印象です。
イギリスやドイツの株式市場は引き続き軟調で、
米国指数だけが独り歩きしているような状態と言えます。

ドル/円相場は109円15銭付近で推移。
米長期金利も大きく反応し2.75%付近まで上昇しています。

日本市場は、欧州、米国の回復待ちといったところでしょうか。
20,500円付近がやや重たい展開になっていますね。

引き続き海外の株価動向に注視する必要がございます。

市場の安心感は少し高まってきていますが、中国への関税撤廃を検討しているとの観測のため、引き続き油断は禁物となります。

また、関税問題が解決したとしても、実経済は今後成長鈍化するとの見通しに変更はないでしょう。

実際に日本企業へのダメージも軽くは無いようです。

昨日、日本電産(6594)日立製作所(6501)が業績を発表。

いずれも大幅な下方修正となっており、米中の関税問題が徐々に実経済に反映されてきているようです。

特に日本電産に関しては、開示資料内で明確に「米中貿易摩擦の影響が大きい」と記載しています。

スマホや自動車企業のサプライヤーである昭和真空(6384)なども大幅下方修正となっています。

今後の世界的な株高の条件として、まず関税問題を撤廃することが第一優先です。

加えて、根本的な経済政策も必要になるでしょう。

特に日本は消費増税を控えておりますので、税制面の変更などにも注目ですね。

後は、この大幅な下方修正がすでに織り込まれた株価水準なのかどうかも注視が必要です。

さて、相場全体は軟調に推移する可能性もありますが、個別銘柄では強い銘柄も続々出始めていますね。

1/10の『相場勘所コラム』でピックアップしたデュアルタップ(3469)は《98%の上昇》

いやー止まりませんでしたね、デュアルタップは。

さすがに昨日は利益確定売りが出始めていますが、引き続き監視しておきたい銘柄の一つです。

12/17にピックアップしたキクカワエンタープライズ(6346)もいいですね!
板がスカスカな銘柄に資金が向かっていることは昨年末にお伝えしていました。

すでに《66%の上昇》です。

その他の急騰どころでは、トレイダーズホールディングス(8704)は出来高を伴って30%を超える爆上げ。
大陽線を形成し、市場の注目を集めています。

クボテック(7709)やヒーハイスト精工(6433)など、500円未満の低位株に資金が向かっていますね。

クボテック(7709)はチャート形状もいいですし、連騰への期待も膨らみますね。参戦するならデイトレですね。

ヒーハイスト精工(6433)は75日線付近の売り物をこなせれば、大幅高も期待できそうです。様子見てから狙いたいところです。

本日も日経平均株価は20,500円付近でウロウロすると思われますが、
売られすぎている個別銘柄はかなり存在していますので、
しっかりと見極めて仕込んで参りましょう。

それでは皆様、本日もおきばりやす~

執筆 だいもんじ恭平


■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【為替】
ドル/円 米国が関税撤廃を検討。

【株式】
業績発表銘柄に資金集中。
好業績銘柄を見逃さない。

【紹介した銘柄】
トレイダーズホールディングス(8704)
クボテック(7709)
ヒーハイスト精工(6433)

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