2007-9-11 16:15 更新分
本日の東京株式市場は、3日ぶりに反発しました。寄り前発表の7月機械受注統計(船舶、電力を
除く)は前月比+17.0%と市場予想+5.0%を上回る改善傾向を示しましたが、寄り前の外国人
投資家の大幅売り越しが警戒され、ジリ安歩調をたどりました。一時は1万5610円65銭(前日比
154円32銭安)まで下落したものの、前場中ごろからは売り一巡感が台頭し、先物主導で急速に
戻りを試す展開となりました。後場に入ると機械受注の内容を改めて評価する展開となり、円高一服
なども好感され、先物へ大口買いが続きました。ただ今晩のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)
議長の講演で、米金融政策の行方を見極めたいとして様子見気分も強くなりました。
【指数】
日経平均株価:15877.67円(+112.70円)
TOPIX :1532.39P (+7.17P)
JASDAQ平均 :1848.06円 (-5.24円)
マザーズ指数 :656.29P (-19.42P)
ヘラクレス指数 :1107.11P (-0.97P)
【業種】
業種別指数は、33業種中、25業種が上昇。
値上がり率1位・・・鉱業
国際石油開発帝石HD(1605)、三井松島産業(1518)、関東天然ガス開発(1661)
値上がり率2位・・・不動産業
プロパスト(3236)、大京(8840)、ゼファー(8882)
値上がり率3位・・・水産・農林業
日本水産(1332)、ニチロ(1331)、マルハG本社(1334)
その他・・・精密機器、倉庫・運輸関連、鉄鋼など。
値下がり率1位・・・金属製品
SUMCO TECHXIV(5977)、SUMCO(3436)、中央ビルト工業(1971)
値下がり率2位・・・医薬品
エフェクター細胞研究所(4567)、オンコセラピー・サイエンス(4564)、そーせいG(4565)
値下がり率3位・・・電気・ガス業
ファーストエスコ(9514)、Jパワー(9513)、東京ガス(9531)
その他・・・機械、ガラス・土石製品、輸送用機器など。
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