サンバイオ(4592)資金が雪解け
昨晩の時間外で為替ドル円が110円台に乗せる場面がありましたので、本日の続伸を期待しましたが、日経平均21000円の壁は厚いですね。
チャート形状は教科書に出てくるようなキレイな三角保ち合いになっていて、まもなく上値下値それぞれのトレンドラインがクロスするところまできました。
このままいけば今週末の時点では方向感が示されることになると思います。
テクニカル的には一目均衡表の三役好転とあわせて上方向を期待していますが、ここにきて騰落レシオは昨年10月の急落前の水準に達し、およそ4か月ぶりの130ポイント台となっています。
それだけ値上がり銘柄数が多くなって、全体的に相場が押し上げられていると言えますので、TOPIXがやはり優位性を発揮しています。
チャート形状は日経平均と似通ってますが、三角保ち合いをすでに上方向に抜けてきており、一目均衡表はすでに三役好転が確定的となっています。
機関投資家のオプション手口を確認しても21500円近辺まで分厚い注文が出されるようになっていますので、21000円の節目ブレイクも近いかもしれないですね。
全体観は煮詰まっているように見えても個別株物色が活発なのが今の相場の特徴です。
本日はなんと言ってもサンバイオ(4592)が寄り付いて、発行済み株式数を上回る出来高を集めました。
つまり、ようやくサンバイオの呪縛に掴まっていた投資家の資金拘束が解け、市場の流動性が増したわけです。
寄り付いたとは言っても戻り幅は限定的でしたので、2・3日後に反発しなかった場合の見切り売りが怖いところですが、何はともあれ多くの資金が解放されて中小型株の動きはさらに良くなってくることと思われます。
とくにこれから決算発表を迎える企業も多いですので、決算反応の良い銘柄にはいつも以上に短期資金が集中しやすくなるのではないでしょうか。
明日はあすなろ単発スポット銘柄の公開もありますし、先日公開したばかりの【あすなろトレンドフォロー銘柄】も早々に利確ポイント達成しそうな勢いです。
すなわち短期資金の向かう先を先回り仕込んでおけば今の相場では勝ちパターンになってきてますね。
そうなると、当然ながら今週の【花見ラリー銘柄】も勝ち馬に乗れ!じゃないですが、期待度大ですね。
繰り返すようですが、全体的には非常に膠着感の強い相場です。2月の米中通商協議問題が横たわっている間はうまく立ち回ることを心がけていきましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『 静中、動あり/静中、動をはらむ 』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
執筆:加藤あきら
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