荒れやすい水曜日も無難に通過。ということは・・・
昨日と同様にギャップダウンで始まり、引けにかけては下げ幅を縮める非常に良く似た相場展開となりました。
投資家がこぞって下げ目線で見ているおかげで日経ダブルインバース(1357)は昨年8月以来となる信用倍率13倍台にまで上昇してまいりました。
昨年の8月というと、トルコ・ショックで市場が揺れた時と同水準になります。ちなみにピークは16.55倍までありましたので、まだ上昇余地があると言えばあるのかもしれません。
一方で、日経平均のチャートも一緒にご確認いただきたいと思います。
そこから500円程度の値幅で下げがあったものの、9/14のメジャーSQを通過した後は市場の景色が一変して23000円を軽々と突破しました。
そこから、空売り勢もしくはダブルインバース等のベア型ETFの買い戻しが株価上昇の燃料となって24448円の2018年高値を取ったわけです。
今回も同様の展開になる!?
かどうかは3/8のメジャーSQを通過してみないと判断出来ませんが、シナリオとしては一理あるでしょう。
本日はメジャーSQ週の水曜日ということで荒れやすいとされている日柄ですが、その割にはたいした売り物は見られなかったように思います。
日経平均で100円下げでしたから、下がってもあと400円ですね(笑)。
あ、当時の下落率も考慮すると8/31安値22678円から9/7安値22172円まで▲2.2%です。
同様に本日安値21556円から▲2.2%下落した値は21082円となります。
明日・明後日でそんなに下がりますかね・・・?
それでも高安の下落幅としては2月の急落幅666円に収まりますので、いずれにせよ強気相場が続くことになります。
本日、荒れたのはファーストリテイリング(9983)と、北朝鮮関連のニュースで細谷(4274)・石川(6208)のお馴染みコンビ(これに豊和(6203)も併せればトリオになります。笑)の面々であとは直近上がっていた利益確定売りです。
銘柄によっては上昇相場に置いていかれた銘柄が押し目にきたとみることもできますね。
それよりも、ここ3日間で続伸しているチエル(3933)に注目している投資家さんも多いかと思いますが、およそ1ヵ月前に急騰した時につけた高値を上回ってきております。
しかも、3日連続で出来高付きです。
監視はしていたのですが、材料も無しに上げてましたのでご紹介が遅れてしまいました。
これと合わせて連想買いできる銘柄もあるかと思いますので、ぜひ探してみていただくとよいかと思います。
本日は【ハッピーバースデーあすなろ銘柄】の銘柄公開でしたが、良い出足で上値を伸ばすことが非常に楽しみな形となっています。
内容も非常に良いですし、上昇するだけの理由が明確にあります。
明日、明後日とますます市場の注目度が高まっていくことも考えられますね。
日経平均の半値戻しを達成した今週、今のところ陰線を引いていますがSQを機に陽転するのか、あるいは陰線を伸ばすのか、ドキドキの展開となってきました。
【 相 場 の 格 言 】
『需要はあらゆる材料に優先する』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
チエル(3933)
執筆:加藤あきら
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