株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2019-03-12 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

ロデオ相場で勝ち抜くための個別株

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

日経平均続伸で再びの21500円回復、先週末の時間外先物で20700円まで入っていたことを考えると、なんと800円超のリバウンドがみられています。

先週のコラム等でもいろいろ書いていますが、下値メドやSQ通過後の動きをいくら考察してもやはり「株は持っておいた方がいい」という結論に達します。

金曜日にメジャーSQを通過して週明けから上昇というパターンは先月と全く同じ流れです。

先月は21000円の手前で失速し、SQに向かって下げていきましたが、翌週の2/13には21000円を突破しています。

おそらく本日の上昇を見ても、明らかに直近でINした売り方が苦しくなって、買い戻しを余儀なくされて踏み上げられているとみられます。

本日の値下がり銘柄を見るとベア型ETFがずらりと並んでおり、東証1部に絞ると直近の軍需関連とベア型ETFで半分以上を占めています。

先週の下げもそうですが、上下のバイアスに個人投資家が振り回されやすくなっていると言ってよいかもしれません。機動的な売買と振り回されることは似て非なるものですね。

今の相場を読み解くには、指数ではなく個別株ごとに値動きや需給を見ておかないといけないでしょう。

とくに個別株を見る時に値動きの大きさにドキドキしてしまい、冷静な判断ができなくなってしまうという方は小さい枚数から徐々に慣れていった方がよいかと思います。

個別で激しく動く株は株式情報サイトなどでもすぐにピックアップしてくれますので見つけるのは簡単ですが、乗りこなすのは見た目以上に難しいです。

本日ストップ高まで買われているジーニー(6562)やトランザス(6696)といったものよりもまだシステムディ(3804)やボート(7047)の方が御しやすいかもしれません。

ただ、ボラティリティが大きくなっているのは指数に限らず、個別株でも一緒です。

ロデオ相場は手綱をしっかりと握っておかないと振り落とされてしまいますので、きちんとヘルメットを装備して立ち向かっていってください。

投資経験が浅い方はゆっくり焦らずに取り組める銘柄を中心に見ていきましょう。まだ過熱感の少ないジャステック(9717)やインフォマート(2492)などがよいかもしれませんね。

あと、今週は連日のようにIPOがあって中小型株が盛り上がりやすいです。

直近IPO株は昨日の「YEN蔵レポート」などでも触れられていますので、上級者はぜひお読みください。


【 相 場 の 格 言 】
『三空叩き込み買いに向かえ』

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
ボート(7047)
ジャステック(9717)
インフォマート(2492)

執筆:加藤あきら

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック