マザーズ3月高値、3/16紹介のメディアフラッグ(6067)が新高値を更新
実質的に4月相場入りした本日は日経平均が『配当落ち175円分』を3分の2程度を埋め戻し、安値も21000円を維持しました。
3月SQ値の21348.40円も上回り、昨日の450円高の反動も加味すると地合いとしては良い状況と言えます。
まず、中小型株が非常に強い動きでマザーズ指数が3月の高値を更新してきました。
けん引役のバイオ、ゲーム、そしてカジノと、個人投資家にとってはどこに照準を当てても選り取りみどりで利益チャンスに溢れています。
それぞれのテーマで最終的に買う銘柄選定は悩ましいかもしれませんが、市場の膠着感が強い状況でこれだけ絞り込まれていますので、だいぶ楽に探せるかと思います。
とくに日計りや短期でのリスクリターンを計れば割と良い勝負ができていることと思います。
ただ、本日の上昇でアンジェス(4563)、オンコリス(4588)が増担規制の解除ギリギリのラインですので、明日の動向には注意が必要ですね。
その代わり、煽り銘柄もいろいろ動意づいてきていて、3/25にとてつもない上ヒゲを形成したサン電子(6736)が続伸。昨日は懐疑的に見ていた東京機械(6335)も昨年後半の高値までブレイクして物色本格化の兆しを感じました。
株価の値動きだけにつられて飛びつき買いするのは危険ですが、歩み値などで大口参戦を確認した上で追随するだけでも10%くらいは値幅取りができますね。
最近、個人投資家が多く利用しているSBI証券でも条件付き注文が拡充されていて、OCO注文(指値と逆指値を同時に設定できる注文)やIFD注文(買い注文と売り注文を同時にできる注文)、さらに2つを組み合わせたIFDOCO注文などができるようになりましたので、巧く利用できると他の投資家に一歩差をつけることができますね。
なにもSBI証券に限った話ではありませんが、瞬間的に需給の流れが変わりやすい中小型株を戦場とする方こそ、各証券会社が提供している条件付き注文も使いこなせるようになると良いですね。
本日のサイバーコム(3852)みたいな逆張りを狙った銘柄であればそこまで高度な取引テクニックを駆使しなくとも買い下がればいいだけですが、少資金を効率よく回転させていくには順張りして値幅取りするしかありません。
最近のコラムで取り上げている銘柄が短期目線になっているせいか、どうしても数撃ち重視となって目移りばかりしてしまいます。
少し前に話題沸騰のベルトラ(7048)もGW10連休関連で高値抜いてきてますし、直近IPOのサーバーワークス(4434)も強い切り返しを見せてAI、クラウドなども含めたら投資テーマは非常に豊富と言えますね。
4月の新元号発表や新天皇即位になったらどんなお祭り騒ぎになることやら…投資金はいくらあっても足りないくらいですね(笑)。
マスコミが垂れ流す景気後退懸念に惑わされず、強い信念で4月を迎えたいですね。
【 相 場 の 格 言 】
『図に当たるを待つべし』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
サン電子(6736)
サイバーコム(3852)
サーバーワークス(4434)
執筆:加藤あきら
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