来週は新たな門出、投資妙味の一銘柄を探そう
来週から春休みも終わり、新学期に胸を躍らせる学生と休みが終わって憂鬱な学生とがきっと分かれるのでしょうね。
投資家の動きも徐々に春休みが終わって動きが良くなっているような気がしています。
4月に入って明らかに上値指向が強まってきましたし、世界的に株高となっていますので今週がたまたま良かったということでもないでしょう。
単純に考えれば金融政策引き締めがストップし、ネガティブ視していた景気後退懸念がそれほどでもないとなれば買い安心感につながったことは理解できますね。
問題はこの先ですが、米中の貿易協議に関しては外交・通商の問題というよりも内政の問題のような気がしており、時間はかかるでしょうが米中が歩み寄る可能性は大きいと言えます。
実際にこじれている通商の中身に関しては、どちらも国内に妥協を良しとしない強硬姿勢の勢力が存在しますから、それらをまとめる内政の方に手を焼いているからだと思うのです。
では、残る市場の懸念は何かと言えば来週は特にブレグジット、EUが延期を受け入れるかどうかに焦点が当たりそうですが、無ければ4月12日に英国はEUを「合意なき離脱」によって脱退しなければいけなくなります。
4月12日の前に10日に欧州理事会で緊急首脳会議が招集される予定となっていますので、どちらかと言えば10日の方が重要な日程と言えるかもしれません。
それ以外には米国の金融政策で次回FOMCでしょうか。
次回は5/2に予定されていますので、日本はゴールデンウィーク真っ最中ですね。
当面は波乱なく2.50%据え置きとされるはずですので、GW明け後も大丈夫ということになりますね。
つまり、スケジュール的には来週がやはり狙い目で、押し目を積極的に拾いにいきたいところです。
押し目が無かった場合は…今持っている分の中から利益確定のタイミングを計っていきましょう。
今持っているものが無いという方は来週の【ザ・パーフェクトオーダー銘柄】にご参加ください。
株価は1500円以下ですから高過ぎず安過ぎず、取り組みがしやすいかと思います。
外部環境の影響も受けにくい銘柄と言えますので、初心者の方にとってもオススメですね。
例えばサカイホールディングス(9446)のような値動きに釣られて難易度が高い銘柄を触ってしまうと、結局振り回されて終わりになってしまいます。
銘柄選びには取り組みのしやすさだったり相性だったりがありますから、めげずに自分に合う銘柄を絶えず探し続けていきたいですね。
新しく投資を始められた方も昨年後半から投資をお休みされていた方もちょうど新年度入りのスタートの季節ですから、まずは一歩踏み出すことから始めていきましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『一寸(ちょっと)待て、飛びつき買いと狼狽売り』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
サカイホールディングス(9446)
執筆:加藤あきら
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