株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2019-04-29 15:00:00

大文字恭平の相場勘所

年初注目したセクターとGW後注目のセクターを大公開

お休みの所失礼いたします。

あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平でございます。

ついにゴールデンウィーク10連休が幕を開けましたね!
皆様も思い思いのゴールデンウィークをお過ごしのことと思います。

私は、地元の京都と都内を行き来するだけのGWとなりそうです笑
GW10連休中も、リサーチやら打ち合わせやらで暇はありません。

ちなみにですが、今日は昭和の日ですね。
私は昭和63年生まれですので、昭和最後の年に生まれた世代になります。
逆説的に言えば、「ほぼ平成時代を行きてきた」と言えるでしょうか。

というような話を毎年しているような気がするので、
今回は割愛します…笑

今日はGW後に注目したい銘柄について
少し触れておきたいなぁと思います。

私が2019年の前半に注目していたのは、
『陸運セクター』です。

昨年のベアの上昇率は高かったですし、
今、最も忙しいセクターと言っても過言ではないと思います。

特に地元京都の企業であるSGホールディングス(9143)は
年初から危なげない展開が続いていましたし、
東海旅客鉄道(9022)などもジリ上げで安心感すら感じさせるものでした。

日本はリニアの開発などが急ピッチで進められていますから、
今後も目が離せないセクターとして注目しています。

では、GW後はどうなのか?

2019年は年初から景気後退が叫ばれ続けましたね。

実際の株価は、上方向を向いていますが、
もし、本当に景気後退が本格化するのであれば、
私は《ゲームセクター》に注目します。

もし仮に景気が悪くなるのであれば、給料が減少したり、
失業者が増えることを意味します。

昭和バブル崩壊後の、景気後退局面では、
ニートやフリーターを大量に生み出しました。

ちなみに、平成のフリーター人数ピークは
平成15年の217万人です。これを期にフリーターの数は減少傾向にあるようです。

また、平成25年時点の人口に占めるニートの割合は、
15~24歳層は横ばいですが、25~34歳層は増加傾向にあるようです。
(※厚生労働省HP内資料参照)

上記を確認するだけでも、やはりバブルの後遺症を受けた世代が、
どちらつかずで苦しい位置に立たされているのは
言うまでもありません。

今後、実際に世界的な景気後退局面に突入するのであれば、、

■お金がかからない何か
■一人でできる何か
■どこでもできる何か

このようなニーズが増え、上述を求める人も増えるでしょう。

ここで、上記の需要に答えるのがゲーム(あるいはSNS)と私は考えます。
(※ゲームやSNSの存在に対する良し悪しは別にしてです・・・笑)

そう考えると、ゲーム関連の銘柄に関心が向かいますが、
先月ピックアップしていたenish(3667)や
カヤック(3904)はすでに強い展開となりました。

引き続き注目したい銘柄の一つです。

あとは、アカツキ(3932)や
mixi(2121)などもゲーム関連の一角として
チェックしておきたいですね。

ゲーム関連の企業は、
一時的に業績不振に陥っても、
一撃で盛り返してくる可能性があるのも魅力です。

それに、景気減速が実際に起ったとしても、
ゲームに限りませんが、多様なニーズが増えれば、
半導体などのセクターも再び活況になる、といろんな仮説が立てられます。

本コラムのような視点も持ちつつ、
銘柄を精査してまいりましょう。

その他、個人的に注目しているのが、
仮想通貨関連の企業です。

テーマとしては、すでに一相場やった!という感じで、
今や昔の事のようにも思えてきますが、
私はこっそり注目しています。

3月~4月は仮想通貨関連が軒並み火柱を立てて上昇しましたが、
仮想通貨の手数料って、ものすごく高いのご存知ですか?

アルトコイン(いわゆるビットコイン以外のコイン)などは、
売り買いの差(いわゆるスプレッド)が
極端に開いていて、仮想通貨業者からすれば
膨大な手数料を得ることになります。
(投資家にとっては、全然旨み無いですね)

ですから、仮想通貨市場が盛り上がると、
少し遅れて仮想通貨関連の企業が収益を上げてくる事が
容易に想像できます。

仮想通貨自体は不透明感が否めないため、
あすなろ会員様に於かれましては、仕込んで行く必要はありませんが、
仮想通貨に絡んだ企業はチェックしておいて損は無いでしょう。

例えば、期待値だけが先行して、
なかなか一皮むけないのがフィスコ(3807)です。

足元では、中長期的な下落トレンドに突入していますが、
潜在的な魅力はたくさんありますね。

同社で勤務しているアナリストと少しだけ絡んだ事があるのですが、
どちらかというと『新しい風』を感じさせてくれる人たちが多い印象です。

本社が南青山ですから、おしゃれな若手の方が多いですね。
『昔の金融』というよりは、本当に今風の人たちです。

とは言え、金融に絡んだ記事なども多数執筆されていますし、
皆様もいろんな株情報サイトでお目にされているかも知れません。

今後も目が離せませんね。

逆に、私があまり良くないと思うセクターは、
薄利多売の飲食業界です。

特に値段の安さで勝負している企業は微妙ですね。

理由はいくつかあります。

(1)人件費の高騰
(2)食材価格等の高騰(主に中国の人件費上昇が影響?)
(3)好景気により、安価チェーンが不人気化

(1)は言うまでもありませんが、
今後(3)が加速する可能性がありますね。

というのも、日本は金融緩和でお金ジャブジャブ状態ですし、
景気が良くなれば、生活レベルも向上しますよね。

最近、実際に感じていることなのですが、
『あら?このチェーン店、高くない?』という素直な感想です。

スピード重視のチェーン店は、安かろう悪かろうで通る部分がありましたが、
最近個人営業のお店と、そんなに大差ないと感じるくらい値段が上がってきた気がします。

薄利多売の業界では、接客は、やる気の無い従業員なども多いです。

安けりゃ問題なくても、料金があまり変わらないのであれば
質もサービスも良い個人店に行ったほうがいいです。

とは言いつつ、松屋フーズ(9887)などは企業努力がすごいですね。
商品の安さを担保するために、セルフサービスなんかを導入している店舗もあります。
(六本木四丁目のお店)
いわゆる、客が商品を取りに行くタイプですね。
正直、いい仕組みだと思いました。

このような変化を感じるときは、大手牛丼チェーンの牛丼並盛りや
マクドナルドの商品の価格が敏感に反応しますね。

ちなみに、マクドナルドの定番商品である『ビッグマック』の価格は
世界の国々の為替レートをはかる指標として注目されており、
その知名度は『ビッグマック指数』と呼ばれるほど有名なものです。

興味のある方は、googleなどで検索してみてくださいね。

ビッグマックで思い出しましたが、
アメリカの企業は非常に好調ですね。

特にマクドナルド(MCD)はyoutuberなどがステマ
(いわゆるステルスマーケティング)という広告をしていると思われますし、
その好調さが伺えますね。
(※ステルスマーケティングは、消費者に対し、広告と思わせないで宣伝する戦略のことです。)

その他、コストコ(COST)などもyoutuberによる
ステマで宣伝されていると思います。

コストコは会員制なので、少し特別感を演出しているところが
うまく戦略にハマっているんだと思いますが。

業務用並みに大量に買えるのでお得感がありますが、
価格を見ると実はそんなに安くないというのが実際のところでしょう。笑

アメリカの企業戦略が上手いのは、上記のような点ですね。
私は、わざわざ郊外に足を運んで消耗品を買いに行く行為自体が
非効率なので利用しませんが。

近くにあるならいいですけどね。
いや、近くにあってもいかないかな。笑

おっと、話が大きくそれてしまいました。
話し始めると永遠に話し続けてしまう、それが大文字恭平です。

関西人の特徴ですね。

今年も独自の理論満載でやらせていただきたいと思いますので、
皆様よろしくお願い致します。

いずれにしましても、日米ともに株式市場は活況ですし、
GW明け以降もしっかりの展開が予想されます。

株価上昇のタイミングでは、ガッツリ稼いでおきたいところです。

上昇の波に乗り遅れないようにGW中に
イメージトレーニングしておきましょうね!

それでは皆様、良いゴールデンウィークをお過ごしくださいませ

執筆 だいもんじ恭平


■これ重要やでっ!!
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GW後の大文字注目セクター

■ゲーム
■仮想通貨関連

■飲食業界は失速?


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