株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-06-01 09:00:00

加藤あきらの投資戦略室

6月イベント目白押しで要注目はコレ

お休み中のところ失礼いたします。

5月最終の立会となった昨日は、続落で日経平均は5/14の安値を切ってしまいましたが、TOPIXは粘りを見せました。

マザーズ指数はそれ以外の指数がマイナスに沈む中で孤軍奮闘の上昇を演じました。

躍進の立役者を売買代金上位からみると、そーせい(4565)、オンコリス(4588)のバイオ株コンビと、そこに割り込んできているのがリボミック(4591)です。

他にもJIG-SAW(3914)やリックソフト(4429)が高値をとってきたことやラクスル(4384)が大幅高したことも大いに寄与したと言えます。

個人投資家の主戦場である中小型株が奮起しているのをみると、気分も明るくなりますね。

今週末は為替も円高に振れてきましたので、おそらくTVのニュースなども世界情勢の不安を煽るもので溢れそうですが、中国関連株の中にも売られ過ぎのところから自律反発しているものも見受けられます。

ファナック(6954)や村田製作所(6981)などはその最たるものと言えますし、トランプ米大統領は金曜日にメキシコからの輸入に関税をかけると発言して攻撃の矛先を変え始めましたので、米中対立も来週のうちに多少和らぐ場面も見えてくるかと思います。

中国も景気減速懸念に対して追加の景気刺激策などを打ち出してくる可能性も高まってきましたので、悪材料だけでなく好材料などもそろそろ出て来る頃合いでしょう。

あとはやはり日本市場で固有の材料に目を向けておきたいですね。

この前発表された日本の1-3月期GDPは表面上良かったわけですが、世界の景気動向に下振れ懸念が出てきている中で消費増税でさらに国内経済を落ち込ませるなど愚の骨頂です。

6月はG20も大事ですが、7月の選挙、10月の消費増税、さらに米国の金融政策を占うFOMCそれぞれのニュースに目を光らせておかなくてはなりません。

逆にこれらの不透明感が晴れてくると先高観の復活に直結してまいりますし、何より大量の待機資金が動き出すはずです。

目先を焦っても仕方ありませんので、6月は買い方にとっての仕込み時を逃さないように“時を選ぶ”とともに“材料優先で選ぶ”銘柄選定が重要になることでしょう。

世界情勢も気になりますが、投資家の目線からすれば日本国内での材料が最優先になりますので、“選挙”になることは間違いなしです。

これは日本だけでなく、米国にとっても非常に重要視されるイベントです。

安倍首相―トランプ米大統領の強靭なタッグで世界に挑むテーマは決まっています。

あすなろでは大テーマの特大材料を抱えている【キングオブジャパン銘柄】で地合いに逆行高するような銘柄で勝負どころを睨んでいます。


【 相 場 の 格 言 】
『ビジネスも株投資も時間を味方とすべし』

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
リボミック(4591)
JIG-SAW(3914)
リックソフト(4429)
ファナック(6954)

執筆者:加藤あきら

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