中国イベント通過も円高進行が上値の重しか
中国の天安門事件30周年で中国国内の政情不安がありましたが、特に大きなニュースは見られず無事通過することができました。
もしかすると情報統制されている可能性もありますが、市場が過剰反応しなければ良しとするべきでしょう。
ロイターの記事なんかを覗くと、当該事件に対する記事については中国政府からの圧力もあったみたいですね。
(※記事をチェックする)
私は昨晩のGAFAショックよりも、中国イベントを無事通過したことの方がよほど大きな安心材料だと思いますし、正直ホッとしています。
実のところ中国国内が揺れることで欧州への悪影響やドイツ銀行の株価が気になっていたのですが、このまま杞憂に終わってくれればなによりです。
最近はネガティブニュースばかり相次いでいますので、明るい材料を探しましょう。
明日は日本で「スマートファクトリーJapan2019」が東京ビッグサイトで開かれる予定になっています。
本日の相場でも案外、機械株などの自律反発が目立っており、半導体株などと一緒に先行して売られていただけに底入れシグナルであればよいなと思っています。
スマートファクトリーJapanにはアマダ(6113)はじめ、話題のイーソル(4420)やサイバネットシステム(4312)、コネクシオ(9422)、JUKI(6440)などが出展リストに含まれています。
それで反発したというわけではないかもしれませんが、参考情報として確認しておくのもよいかと思います。
スマートファクトリーJapan2019出展社リスト
全体としては昨晩の米国市場同様に日経平均が20500円を超えて上昇するわけでもなく、かと言って20000円を割れて底抜けするわけでもなく、なんとも方向感の出ない相場になっています。
トレードの難易度が高い相場づきですが、うまく立ち回るだけでコツコツと小さな利益を積み上げることができる裁量は残されています。
もしくはこれから向こう1ヵ月はそうした工夫もやはり必要になっていくのではと考えます。
銘柄の良し悪しだけで勝つには市場全体の先高期待が足りない一方で、日本通信(9424)などで何回も利益を獲っているトレーダーもいます。
自分のお取り組みにいまいち自信が持てないな~という方はこの機会に単発スポットの【プラチナトレード銘柄】に参加していただくとよいでしょう。
昨晩から為替が108円を割れている以上、急激に地合いが良くなることを祈っておくよりも自身の腕を磨いて利益積み上げを狙っていくことも大事だと思います。
難しい相場で勝ち越せるならば、外部環境が良くなって相場の難易度が下がった時の資産増加ペースは格段に良くなるはずだからです。
市場全体は年初来の水準にまで往って来いとなってまいりましたが、今年前半をプラスで折り返すことができれば、後半は資産倍増もラクラク目指していけるようになるかと思います。
まずは小さなトレードから勝ちグセをつけていくところから始めていきましょう。
【 相 場 の 格 言 】
『健康も株も昔腹8分が今6分』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
アマダ(6113)
サイバネットシステム(4312)
コネクシオ(9422)
JUKI(6440)
執筆者:加藤あきら
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