年金2000万円不足問題を株式投資で解決するには?PART-2
『年金2000万円不足問題を株式投資で解決するには?PART-2』
お休み中のところ失礼します。
先週に続きまして年金2000万円不足問題が話題をよんでおりますので、金融関係者の目線から少しお話させていただきます。
あすなろの会員様は現時点ですでに株式投資されている方々かと思いますので、この問題はいつか通ってきた道みたいなものですよね。
ただ、これは間違いなく国民の休眠資産の銀行預金やタンス預金を動かしたいという国としての要望そのものだと考えます。
若い世代では尚更のこと年金をアテにはできませんので、早々と投資の世界に足を踏み入れる者も多いですが、日本の金融資産の多くは一部の富裕層を除いて、高齢者層が保有しているわけですから、本当はこれを動かしたいわけですね。
先週は現在の市場を動かしているプログラミング売買と特性、その中でうまく立ち回るために必要な投資家として知っておくべきこと、確認しておくべきことをお話しました。
では、それをふまえた上で投資をしていく場合に、何からスタートするのが正解かというのは難しい問題ですが、株式投資はその根本的な解決にもっとも近い現実的な道だと思います。
要は例として月額5万円の年金不足額を埋めるために何でお金を作るかということで、金融商品に限らずこれを解決できるのであれば不動産でも仮想通貨でも、あるいは労働でもいいわけです。
その中で株式投資がもっとも現実的と申し上げたのは、リスク・リターンを自らの裁量でコントロールしながら、多くの選択肢を持てるからです。
不動産投資もいろいろな地域を選んだり、マンションの区分所有かアパート一棟建てかの別など非常に奥が深く、楽しみな部分もあるかと思いますが、極めて主観の入り込む投資になります。買主、売主ともに合意すればよいわけですが、場合によっては何百万も開きがでて価格決定されてしまう世界です。
仮想通貨もビットコインをはじめとして、イーサリアムやリップル、ビットコインキャッシュなどの主要コイン以外にも、アルトコインとよばれる有象無象な代物までたくさんありますが、法規制が不十分で未だグレーゾーンである以上、資産形成には向きません。
株式投資は難しく考えてしまうとハードルが高く感じられてしまうかもしれませんが、知識的な勉強よりも自分が何に期待して投資しているかの軸さえブレなければ売買の判断は特段難しいものではありません。
そこで、一つご紹介しておきたい銘柄があるのですが、キャピタル・アセット・プランニング(3965)という会社をご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
最近は個人投資家向けのIRを熱心にされている企業なので、次第に認知度も高まっている企業です。
金融リテール向けに資産管理プラットフォームシステムを提供しており、これは主に資産ポートフォリオ管理や不動産管理、保険設計、税金対策などのツールで一括管理する仕組みです。
顧客基盤は銀行・信託銀行をはじめ証券会社、保険会社、年金コンサルティング会社など金融機関を中心にブティック型のシステムインテグレーションの事業を展開しています。
6/18に新刊が発売された四季報によると、ねんきん定期便から公的年金受給額を試算する商品開発を行っているとあります。
これからの金融機関では個人の資産情報などを見える化し、最適なアセットアロケーションを提案するということでしょうか。将来的にはマイナンバーと銀行口座や証券口座も紐づけられるという話までありましたね。
例えばこうした年金不足問題があることを起点として、これを解決できる企業は?これによって特需が発生する企業は?などと発想を膨らませながら調べていくと、自分が投資したい銘柄などは自然と見つかってくるはずです。
その観点から言えば、「保険見直し本舗」をフランチャイズ展開するニュートンFC(7169)もそうかもしれないですね。
ですので銘柄選びはそれほど難しくないのですが、実は資産形成において銘柄よりも大事なのがポジション管理です。
世の中には、株式投資をギャンブルだからやめておけという方はたいていの場合、過去にこのポジション管理を無視した取引をしています。
とくに市場や銘柄の特性を無視して自分本位の取引に邁進してしまい、痛い目をみた方だと言えるでしょう。
そうならないために、株式投資をライフスタイルの一部として長く資産を殖やしていくことができる方法を知っておく必要があるのです。
これを共に模索し、ご相談や疑問にお答えするのが投資顧問としての役割の一つだと思っています。
例えば上記の銘柄や今お持ちの銘柄、あるいは投資信託なども含めた資産全体の配分などファイナンシャルプランニングのご相談がある方は、この機会にぜひお電話(サポートデスク:0120-1376-01 ※平日 8:00~17:00)くだされればと思います。
将来のお金の不安さえ解決できれば、年金の2000万円不足問題など取るに足らないと言えるでしょう。
【 相 場 の 格 言 】
『十を聞くはアホウ、三つくらいがちょうど良い』
それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
キャピタル・アセット・プランニング(3965)
ニュートンFC(7169)
執筆者:加藤あきら
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