米中問題の改善期待で地合い改善、日本市場は高値引け
昨晩の海外市場では米ムニューシン財務長官の発言をきっかけに、米中問題に対する進展期待などが急速に膨らんできました。
ただし、資本市場の動きは複雑で、為替が急激にドル高円安に振れ、SOX指数は大幅高、ただし相対的には株や債券などの伝統的な資産が売られやすく、オルタナティブの商品や資源、仮想通貨など別のリスク資産に資金が流れている様に見受けられます。
米FRBが緩和姿勢に転じてくる前から過剰流動性の相場であることには変わりないのですが、その実、日米ともに株式市場は流動性は枯渇しているような状況がみられました。
プログラム売買がより市場の商いを占めるようになり、市場の歪みや収益機会が奪われてしまいがちな上に、日銀のETF買いなとでさらに流動性が失われてしまっているのが現状なのかもしれません。
しかし、いつも申し上げておりますように健全に市場の参加者が増えて、中長期的な先高期待観に投資する人が増えれば市場は上向いてきます。
本日も日経平均やTOPIXは高値引けしたことを見れば、明日以降に期待する投資家が多かったことを表してくれています。
リスク許容度などは投資家によって様々かもしれませんが、投資の軸をしっかり定めて自分の強みを活かしていけば、株式投資は資産形成に有効な手段になり得ます。
そもそも相場とはどういうものなのかの姿が、ぼんやり見えてくるだけでも株式市場に対する見方は大きく変わるはずなのです。
個々の銘柄や市場環境に関する不明点がある方、正しい投資スタンスや目標の設定などが分からない、何をやってもうまくいかない…そんなお悩みをお持ちの方はぜひご相談ください。
自分で投資判断できるよ、単純に加藤が監視している銘柄を知りたい、そんな方はこのコラム内で紹介されている銘柄について何故取り上げられたのか?の理由を探して一緒に監視していくでもよいかと思います。
銘柄だけなら本日は地合いも改善してきましたし、探せば沢山見つけられるかと思います。
セクターもファンダメンタルも問わずに値動きからピックアップすれば、ホシデン(6804)やフジミインコーポレーテッド(5384)などそれなりの時価総額を有している中小型株、保ち合いから上放れてきたジー・スリーHD(3647)やFDK(6955)、トレードワークス(3997)、高値を更新してきたULSグループ(3798)や日本信号(6741)など、それぞれ特性は違えどトレードして利益を獲ることができそうな銘柄は多く見つかります。
でも、アナリストの相場観とともに実際の投資判断を参考にしながら取り組んでみたい、そんな方は迷わず【大文字恭平S高候補銘柄】にご参加ください。
あすなろ内でも会員様からの人気急上昇中の大文字ですので、皆様にとって強力な右腕になってくれることと思います。
【 相 場 の 格 言 】
『黒いシミも離れて見れば白い壁』
それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。
【本日ご紹介した銘柄】
ホシデン(6804)
フジミインコーポレーテッド(5384)
ジー・スリーHD(3647)
FDK(6955)
トレードワークス(3997)
ULSグループ(3798)
日本信号(6741)
執筆者:加藤あきら
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