おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平
でございます。

本日の日経平均株価は
朝方から大幅高となっていますね。

IT関連の銘柄などに、個別物色が向かうなど、
マネーの循環色も強まりを見せています。

弱い株は買われないし、強い株はそのまま
買われる傾向にあります。

また、以前7／19の相場勘所でもお話したとおり、
株価が上がらないため『空売りを誘っている』
可能性もあります。

＝【7／19相場勘所コラム一部引用】＝＝

特に私が最近気にしている点ですが、
『下がった後の追撃の売りが来ない』ことです。

昨年は、上がりすぎた株式が適正な水準に
戻るチカラが働いていましたが、
足元の相場はひと味もふた味も違うようです。

仮想通貨などにも当てはまりますが、
主要指数が『空売りを誘っている』ように
見て取れるのです。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
引用元：大文字恭平の相場勘所

安易な空売りはリスクが大きく伴います。

かと言って安けりゃなんでも買って良い
と言うわけではありません。

お問い合わせでも、単に安くなったからと
言うだけでお買い付けされている方が目立ちますね。

逆張りは、相当なトレードセンスが必要です。

アベノミクスのような相場であれば、
下がったところを買ってれば
儲かったと言うのが実際のところです。

ですが、ここ1年はアベノミクス相場のような
どれを買っても儲かると言う状況ではありません。

銘柄をきちんと精査し、丁寧に拾っていくことが重要になります。

上述のような相談の流れで、『大文字さんの株はなんでそんな上がるの？』

とストレートに質問をお受けする事があります。

コラムでは初めてお話するかもしれませんが、
私が銘柄選定を行う際に意識しているのは
『行動経済学』の考え方です。
（業績やチャート分析は前提においての話です。）

その中でも古典派経済学者のケインズが
例えている『美人投票』と言う考え方を大切にしています。
（大切にしていると言うより、私も場合、上記が当てはまるタイプの投資家です。）

ケインズの例えを私の言葉に直して説明しますと・・・

銘柄を選定する際、業績などは二の次にして、
『みんなが飛びつきそうな銘柄』を
選ぶということです。

例えば、男女の写真数十枚並んでいたとします。

ルックスは様々です。

写真だけでは、本人の本当の良さは見えませんよね。

つまり・・・。

性格の良し悪し（株で言うところの業績や財務基盤など）

は二の次として、ルックスの良いもの（すなわち、みんなが好みそうなもの）
を選んでくるだろう、と予想するのです。

これは株も同じと考えるのが、美人投票の考え方。

自分が好みであるかを考えるのではなく
一般的に見て、みんなが好みそうな銘柄を選定するという考え方です。

すごく極端な話ですが『投資家が飛びつきそう』であれば、
中身なんて無くたって良いんです。
（※弊社推奨の銘柄はきちんと業績やチャートも分析しています。）

なぜならば、実際に飛びついてくる投資家は、
中身なんて見てないことがほとんどだと思われるからです。

中身があるにこしたことはありませんが、
そこに拘らなくても、株式投資で勝つことは出来ると言うことなんですね。

これが感覚的に出来る人は、株式投資で
センスがある人と言って良いかもしれません。

本日はここまで！

それでは皆様、おきばりやす～

執筆　大文字（だいもんじ）恭平


■これ重要やでっ！！
┗━━━━━━━━━
【株式】
買い戻しの動き。
短期的な上値メドは21,826円予想
中期的な上値メドは22,698円予想
短期的な下値メドは21,289円予想
中期的な下値メドは20,907円予想

【為替】
ドル／円　　ジリ貧
ユーロ／円　ジリ貧
ポンド／円　ジリ貧

【金利】
2.05％付近で推移。

【商品】
原油／反発基調
ゴールド／景気減速懸念で上昇中
ビットコインFX　軟調
ビットコイン　　FX主導の動き。
アルトコイン　　国内産仮想通貨『モナコイン』が強め