本日のお取り組みもお疲れ様でした。

日本株は3日続伸でハイテク株が引っ張る強い相場が帰ってきました。

日経平均は21800円を回復する中、マザーズ指数は明らかに出遅れて横ばい商状。

これだと昨日同様に個人はなかなか物色についていけていないかもしれませんね。

東証一部の中でもかなり物色が分かれているとみられますが、実は昨日の米国市場でもNYダウが反落してS&P、NASDAQがともに史上最高値を更新するなどまちまちの動きになっています。

物色の中身はSOX指数の大幅高にみられますようにハイテク株が上昇の主役を張る一方、ボーイング、キャタピラーといったNYダウの寄与度が高い銘柄に決算売りがぶつけられ、NYダウだけ反落した結果となっています。

つまり、セクター、銘柄ごとの強弱感が際立っている相場になっているということです。

とくに独禁法違反のネガティブな材料があったGAFA（グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン）も底堅く、値崩れしなかったことは殊の外投資家を強気にさせる要因になったと思います。

世界のニュースでは緊迫の度合いを増すイラン情勢や竹島付近での韓国とロシアの衝突、先の英国でジョンソン首相が誕生したことによるブレグジット強硬、香港デモにおける中国人民解放軍の出動、欧州経済指標の著しい悪化と米国による欧州に対する関税賦課など、けっこうリスク要因になりそうな材料がどんどん出てきているにもかかわらず、マーケットは気に留めている様子は無いようです（笑）。

以前だとすぐにでも売られそうなネガティブ材料には見向きもせず、株高へと突き進む米国を見ますと、日本株が買われない理由は個人の売り目線だけです。

おそらく今後、相場は明日にサイクル上の重要な変化日を迎えるにしたがい、株価変動が大きくなってくるでしょう。

さらに企業決算も続々と発表され、内容によって大きく振らされる展開となるでしょうし、今後の実体経済は悪化していくことも市場は織り込んでいくことと思います。

しかし、株価は上昇していきます。昨日コラムで取り上げたアドバンテスト（6857）の今日の動きがそれを物語っていますよね。

とは言っても、日本株のバリュエーションはPER12倍近辺で、昨年末は11倍も割り込んでしまう程に売り込まれました。通常の14～16倍のレンジに回帰した場合の日経平均は25000円～28500円です。

今の相場状況からこんな水準にいくと予想するアナリストはごく少数の強気派の方だけですが、実体経済と比べても異常に株価が上昇するからバブルと呼ばれるわけです。バブルになればそのもう一段上まで買われることになります。いずれ日経平均30000円説が復活しますね（笑）。

ですが、私はけっこう現実主義ですので実体経済が悪くなることを見越して銘柄選定を行っていきます。

なぜなら株価は一つの物差しで測ることはできないことを知っているからです。

実体経済の悪化が現実のものとなった時、人間はどんな行動を取るのか、どんな技術が注目されるのか、他の銘柄から資金が抜かれていく時にどんな銘柄ならば買われるのか、さらに今後世界が様々なリスクに直面した際に起こる現象は何なのかを考えています。

その一つの答えとして導き出されたのが【加藤あきらのボーナスラッシュ銘柄】です。

今が旬のハイテク株も良いでしょう、5Gやキャッシュレス決済、サイバーセキュリティといったテーマ株も良いでしょう、医療やバイオなどでも良いでしょう。

投資対象としては様々な期待があって良いと思いますが、私は実体経済が悪化した時のことを先回りし、持っておいて良かったと思っていただける銘柄をお贈りしたいと思います。

私のレポートをお読みいただけましたら、株価の過去の足取りと今つけている株価では計り知れない未来を描いていること、日本の政治・経済を読み解きながら世界がこれからどこに向かおうとしているのか、さらに推奨株を通じて、そこから派生して買われる銘柄なども総ざらいが明らかになることと思います。

そんな株式市場の全貌が明らかになった時、投資家として見えてくる景色は違ったものとなるでしょう。

目先の相場解説は聞き飽きた、そんな方にこそお手に取っていただき、ボーナスラッシュが舞い込んでくる未来図をお届けしたいと考えています。


【 相 場 の 格 言 】
『人間はみな何かを失って、周囲を傷つけて、それでも前を向いた時に初めて探し物を得る。
　前を向いた時にようやく止まっていた時間が動き出す』

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
【加藤あきらのボーナスラッシュ銘柄】

執筆者：加藤あきら