株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-08-06 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

事前の準備を抜かりなく行い、目先のリバウンドで勝負を

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

朝方は日経先物20000円割れ、NYダウ先物も25000ドルすれすれのところまで下落して東京市場が始まりましたが、終わってみれば下げ幅を大きく縮めて引けました。

TOPIX先物に至っては前日比で一時プラス圏に浮上する場面もあり、現物市場でも日足ベースのチャートでは非常に強い形の陽線が立ちました。

全体的に寄り安から大きく切り返しを見せた1日であったとみられ、朝方に勇気を出して買い向かった投資家には含み益がたっぷり乗っていることと思います。

とくに主力株では日産自動車(7201)の底値から一気に大陽線を立てたのが目を引きましたが、それ以外にも日本水産(1332)やコムシスHD(1721)、さらに明治HD(2269)や横河電機(6841)など、同じように買われた銘柄は非常に多かったです。

そうした全体観を象徴しているのが商社株で、豊田通商(8015)や三井物産(8031)などは景気敏感の最たるところでしょう。これらもしっかりと底値を拾われています。

最近は全体相場が軟調ですので余分な売り物も出やすい状況に違いないですが、それらをこなして上昇していますので、今後のリバウンド相場にも期待が持てるかと思います。

そうした意味ではもちろん中小型株も同様にちょっとした資金流入で昨日までと見違えるような動きになっているものも多いかと思いますのでいろいろとチャートチェックしていただくと楽しいかもしれません。

明日は昨晩から今朝方にかけて1500ドル近く下げたNYダウと米国株の動向次第と言えるかと思いますが、弱気の虫は振り払っておきたい局面だと思います。

企業の決算発表も終盤に差し掛かってきておりますので、目先の株価の動きに一喜一憂することなく果敢に取り組んでまいりましょう。


【 相 場 の 格 言 】
『常に競争相手よりも十分に準備しておくのが私のスタンスだ。
 私はその準備を夜やることにしている。』
(マーティ・シュワルツ)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
日産自動車(7201)
日本水産(1332)
明治HD(2269)
横河電機(6841)
豊田通商(8015)
三井物産(8031)

執筆者:加藤あきら

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