あすなろ納涼祭SP「~外国人巨額マネーはどこに?~」
あるいは、どんな日本のスタートアップが海外からの資金調達に成功しているか?
上場未上場問わず、外国人投資家の資金動向は常にチェックしておくべきです。
例えば日本でようやく盛り上がり始めたSaaS。
そのど真ん中企業がいよいよラウンドDにおける100億円の資金調達に成功しました。
タクシー広告でよく見るB-DASHというプロダクトを運営しているフロムスクラッチ。
2010年創業の未上場会社です。
米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)や米大手投資銀行のゴールドマン・サックスなどを引受先とする第三者割当増資を実施。
これでフロムスクラッチは述べ145億円の調達に成功しています。
もちろん、調達したらゴールではありません。そこから収益化するかどうかは別の話です。
ただ、そのセクターがどれだけ期待されているか?
ビジネスとしてどれだけ稼ぎ出す可能性があるか?のパラメーターとして非常に重要です。
シビアな外資が儲かる可能性がないところに勝負しに来ません。
大きな可能性を秘めた箱に大きな資本を投入してきます。(実際には安い買い物になるケースも数多)
この辺り理解し把握しておくと、日々の日本株投資にじわじわ効いてきます。
例えば「香港で何が起きているか?」
ここに注目してみます。
様々なスタートアップが立ち上がり、投資家や資産家が集まる場所で有名ですが
今はもっぱら【危険な国】というだけの印象ですよね。
実際は、メディア戦略が先行していて、行ってみたらそうでもないってのは良くある話です。
今回は香港在住のビジネスパーソンがマイクリレー形式で登壇されてましたがテロの話は一切出てきませんでした。
さらっと一言
「取り上げ方が妙ですね。さて・・・」
ってなもんで。
彼らの話の中で出てきたワードは耳慣れた物からそうでないものまで多様。
AI・ブロックチェーン・クラウド・???・???・???
全ては話せませんが♪
新たな発見があるわけです。
国内だけ見ていては気づけませんよこの視点は。
そうそうインバウンドを現地法人の遠隔運営で呼び込むってのもありましたね。これは面白かった。
といった感じで
私の場合、調査で得たインプットを元に銘柄発掘を始める場合が多いです。
特に海外の動きは注視してます。
日本株のメイントレーダーは外国人ですからね。
どこに外国人の巨額マネーが集まるのか?
「それだけ見ておきましょう」と言っても決して言い過ぎではありません。
ただ一般的にそのあたりの調査は敷居が高いですね。
取り分けその情報収集の嗅覚と足の軽さに自信が有る者にしか。
色々ありますから大石率いるあすなろ投資顧問にお任せを♪
外国人から見た日本株とは?
「資源無き島国の資源とも呼ぶべき技術」
灯台下暗し。
日本人だけが気づいていない。
日本の大化けビジネスかぁ。
下手したら斜陽と勘違いしてるまであるなぁ。
う~ん、面白い。
執筆者:大石
PS:【納涼記念】意味深き独り言
ちょっと大きいけどラクス(3923)は楽々清算がかなり伸びて業績よし。販促にもかなり力が入っている。
リスクはそのコストを飲み込めるか?
競合との差別化は?
あと、売上規模に対して社員数が多い気がします。投資フェーズと見るか、生産性が低いと見るかで景色は変わるなぁ。
ハウスドゥ(3457)なんかは不動産セクターの成長株としてずっと監視中。課題だった財務の課題が、ファンド等への売却によって解決しスッキリ。業績面もハウスリースバック事業が大きく伸び今後が期待できそうだ。
子会社の融資先破産ニュースで売られてから振るわないが、別除権を有しており回収不能リスクは低いと思われる。チャンスか?
京都の2代目社長。講演を聞く限りただのぼんぼんではなく、優秀なビジネスマン。
決算も一巡し、世の中はお盆まっしぐら。
そうそう、私の決算プレイの記事は届いてますか?
▼過去記事参照
【2019/07/14社長の二言目】
実践した方はリスク回避できているはず。
一時の爆騰を期待して持ち越すのはやはりリスクしかないですね。
持ち越す場合は時間軸を長く見とくか、ギャンブルと割り切るかどっちか。
しかも
超絶決算出てやったーー!
となって夜間も上げてて気配も上げてたのに
引けてみればS安まで売り込まれちゃったという天国から地獄パターンなんてよくある話。
そんな銘柄今回もあったなぁ。
【出尽くし】という魔法の言葉をよく覚えておくこと。
決算はノーポジ通過が一番。
入り直せばいいんだから。
そうそう、決算と言えばFOLIOの件。
新規投資家を呼び込みたいがあまり、下げるハードルを間違ったって事なのかな?
同業者としては踏ん張って欲しいけど赤字約24億、売上約1000万はスタートアップだとしても、、、厳しいなぁ。
ビジネスパーソンの中で冷えてバズってましたね。
海外ではウーバー。
約5500億の赤字。6割方が従業員への株式報酬に関する費用計上だし、前年同期比で2%成長してるので稼ぐ力の衰えではないけど、一気に競合増えたなぁという印象。
ウーバーイーツも急伸してる模様。あれはいいビジネスモデル。ただ配達人を雇用問題で引っ掛けられそう。
【今回ご紹介したものまとめ】
★外国人投資家動向調査のススメ
★日本人だけが気づいていない日本の大化けビジネスを探れ
★納涼SP
ラクス(3923)
ハウスドゥ(3457)
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