お盆明けと共に売り一巡なるか!?連休明けの銘柄選び
あすなろ投資顧問
大文字(だいもんじ)恭平
でございます。
トランプ大統領の発言に振り回される日々が続いていますね。
恐らく個人投資家の方はお盆休みと言うこともありまして、
株式投資をお休みされている方もいらっしゃるかも知れません。
ですが、ふと市場を見渡せば『割安』な銘柄がゴロゴロと転がっているのです。
投資利回り3%超えはザラですし、PERもさすがに売られ過ぎ感が出始めている印象です。
例えば、明和産業(8103)。
これはお宝銘柄と言わざるを得ません。
昨日は9%上昇しておりますが、それでも投資利回りは11%超えを誇ります。
今期の配当を44円増額するとしていますね。
増配する期待度や配当を始める期待度があれば、買っていけます。
つまり、好業績銘柄でかつ業績拡大が期待できる銘柄。
株式投資の原点は、配当です(もちろん優待もです)。
これがない会社は、下落局面で底なし沼のように売り込まれる事があります。
配当金という裏付けがあれば、株価下落局面でも投資家はリターンを狙うことができます。
特に、外部要因による下げ局面はまさに割安株の仕込み時と言えます。
よく、個人投資家で間違えがちなのが、
『これだけ下がったんだから上がるだろう』という幻想です。
一番わかり易いのは、アンジェス(4563)です。
問い合わせで保有されている方から相談を受けますが、
残念ながらこういった銘柄は材料頼みしか買う理由がなく、
配当金も無いため、「いくらまで下がったら買い」というものさしが有りません。
こういった銘柄は、いつまでも投げ売りが継続し、
ジリ貧状態が続きやすくなります。
一方で、配当という裏付けがあれば、投資家は売られすぎた局面を逃しはしません。
ただ、その冷静な判断が狂うタイミングが
全体相場が崩れているときです。
「みんなが売ってるから売る」
「みんなが買っているから買う」
だと、残念ながらリターンは得られません。
これをわかったようなふりしてわかってない投資家がかなり多いのが現実です。
「上がった」「下がった」ではなく、
まずその銘柄を持っていけるのかどうかを
判断する事が重要です。
すなわち、足元の下落局面でも精神を乱されず、
持っておくべき銘柄と買っては行けない銘柄を精査しておく必要がると言えますね。
他にも、アルテリア(4423)が放置されていましたね。
投資利回りは3%超え。業績は右肩上がりで、今後も増配の可能性が考えられるわけです。
進捗も悪くありません。
こういった銘柄は、一時的に値を崩すことがあっても、
売られすぎたところで買いが入ります。
アンジェスのような銘柄は売られすぎても買いは入りません。
常に材料頼みですから、ギャンブルとなんら変わり有りません。
上記を買うのは、業績の見方を知らない投機筋だけです。
上記のように、きちんと持っていて良い株と、
長く持たない方が良い株がありますから、
来週以降はそういった視点を持ちつつ、
銘柄を精査していくと良いのでは無いかと思われます。
要するに、本来の株式市場のようになりつつあるわけです。
アベノミクスのように投資家にとっては
ゆとりの政策が行われていたわけですから
「下がっていれば何買っても儲かる」という局面は脱しています。
きちんと分析した銘柄をしっかりと
持ちつづけたいところですね。
本日はここまで!
それでは皆様、おきばりやす~
執筆 大文字(だいもんじ)恭平
■これ重要やでっ!!
┗━━━━━━━━━
【株式】
買い戻しの動き。
短期的な上値メドは20,685円予想
中期的な上値メドは21,500円予想
短期的な下値メドは20,000円予想
中期的な下値メドは19,241円予想
【為替】
ドル/円 軟弱
ユーロ/円 軟弱
ポンド/円 軟弱
【金利】
1.55%付近で推移。
【商品】
原油/軟調
ゴールド/景気後退懸念で上昇
ビットコインFX もぬけの殻状態
ビットコイン FX主導の動き
アルトコイン 投機筋の残骸
【紹介した銘柄】
明和産業(8103)
アルテリア(4423)
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