おはようございます。

あすなろ投資顧問
大文字（だいもんじ）恭平
でございます。

以前お伝えしたとおり、日経平均株価は20,110円付近で強い買いシグナルを示しています。これは為替ディーラーなどが用いるテクニカル手法で見てそのようなサインが出ているのですが、昨日のNY市場の上昇などを見ると、ここへ来て20,000円割れは非現実的となってきました。

一方で、個人投資家が好みやすい新興市場は軟調です。マザーズ指数は年初来の安値に迫る下落となっています。個人投資家が、高値で買って、安くで売ると言った投機行動に走らせる要因となっていそうですね。

銘柄相談をお受けしていても、投機的な考えの方がかなり多いです。

日本に於いては、『投機』と『投資』の違いを理解する事が重要である事が証明されつつあります。例えば、当コラムで批判を続けていたアンジェス（4563）ですが、やはり言わんこっちゃないと言った下げ局面に突入しています。しかし、現実的には、良い株はすぐ売って、こういった投機銘柄はいつまでも握りしめるというのが実情かと思われます。

＝【8/16相場勘所コラム一部引用】＝＝＝

特に、外部要因による下げ局面はまさに割安株の仕込み時と言えます。

よく、個人投資家で間違えがちなのが、
『これだけ下がったんだから上がるだろう』という幻想です。

一番わかり易いのは、アンジェス（4563）です。

問い合わせで保有されている方から相談を受けますが、
残念ながらこういった銘柄は材料頼みしか買う理由がなく、
配当金も無いため、「いくらまで下がったら買い」というものさしが有りません。

こういった銘柄は、いつまでも投げ売りが継続し、
ジリ貧状態が続きやすくなります。

一方で、配当という裏付けがあれば、投資家は売られすぎた局面を逃しはしません。

ただ、その冷静な判断が狂うタイミングが
全体相場が崩れているときです。

「みんなが売ってるから売る」
「みんなが買っているから買う」

だと、残念ながらリターンは得られません。

これをわかったようなふりしてわかってない投資家がかなり多いのが現実です。

「上がった」「下がった」ではなく、
まずその銘柄を持っていけるのかどうかを
判断する事が重要です。

すなわち、足元の下落局面でも精神を乱されず、
持っておくべき銘柄と買っては行けない銘柄を精査しておく必要がると言えますね。

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引用元：大文字恭平の相場勘所

投機銘柄というのは、アンジェスのようなリスクが伴います。投資初心者ほど、あるいは、相場が難しくなればなるほど、どうして良いかわからずに『イチかバチかの賭け』に走ります。

そのイチかバチかの対象として、アンジェスのような『いかにもそれっぽい銘柄』に走りやすい傾向があります。『過去に大相場をやったから』『これだけ安くなっているから』『SNSで騒がれているから』これしかものさしがない状態では無理もありませんが、このコラムで何度も書いているように、裏付けの無い銘柄は『これだけ下がってもまだ下がる』事があるんです。

上記のような思考や、銘柄を狙うことは投機以外のほかなりません。その企業の中身（業績、配当、割安感、需給、将来性などなど）これらを無視し、株価の値動き（いわゆる、上がった、下がった）だけを追いかける人たちの事です。

投資とは、その企業が、どれだけ収益を伸ばし、成長できるか？その企業が世のため人のために役立ち続けるか？人々の生活を豊かにするか？そして、その企業は株主に還元してくれるのか？その会社とともに歩んでいけるのか？こういった視点が必要です。

今の相場は、政治的要因が大きく絡んでおり、投機家に勝利をもたらさないと思います。それくらい難しい相場ですから、投機ではなく、投資をすべきです。政治的な要素があっても、これから大きくなれる会社は、買われてきます。これが投機筋の群がる銘柄と、きちんと成長出来る会社の違いです。【大文字恭平バースデイ記念銘柄】はこの不透明な相場状況で、上場来の高値を更新しました。

投資とは、つまり、そういうことなのです。

本日はここまで！

それでは皆様、おきばりやす～

執筆　大文字（だいもんじ）恭平


■これ重要やでっ！！
┗━━━━━━━━━
【株式】
買い戻しの動き。
短期的な上値メドは20,782円予想
中期的な上値メドは21,500円予想
短期的な下値メドは20,110円予想
中期的な下値メドは19,241円予想

【為替】
ドル／円　　軟弱
ユーロ／円　軟弱
ポンド／円　軟弱

【金利】
1.49％付近で推移。

【商品】
原油／ダウ先に反応で上昇
ゴールド／ダウ先に反応し下落
ビットコインFX　もぬけの殻
ビットコイン　　FX主導の動き
アルトコイン　　投機筋の資金が流出中