株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

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あすなろ投資顧問

2019-09-11 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

TOPIXが200日線をブレイク、中小型株にも資金流入が始まった

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

日経平均は200円高で7日続伸、8月初めの水準を突破して上昇が加速してきました。

それよりもTOPIXが今年に入って一度も上抜けることが無かった200日移動平均線を超えてきたことは見逃せないでしょう。

売り方にとってはそろそろギブアップの声が出始める頃かと思いますが、お休みしていた買い方の待機資金はまだ動き始めたばかりと言えます。

本日はやはりと言いますか、ようやくと言いますか中小型株が買われ始めました。

ランキング上位に顔を出しているような低位株をあえて物色する必要は無いと思いますが、まずは時価総額1000億円クラスから物色していけそうな銘柄を探したいですね。

トヨタ(7203)が年初来高値を更新する中でこれを追いかける自動車部品株でジーテクト(5970)やテイ・エステック(7313)であったり、セーレン(3569)などはどうでしょうか。

あとはしつこいくらいに言ってますが、セクターとして半導体の次を狙うなら素材、そして化学はどうかと考えていますが、信越化学(4063)も年初来高値を更新してきてきましたね。
そうなれば日本化薬(4272)やADEKA(4401)など、素材でも日立金属(5486)や古河機金(5715)などバリュエーションの修正余地がある銘柄も狙い目だと思います。

本日の上昇は良かったけど、これから中小型株の中で何をヒントにしていけばいいのかと迷われた際には、前日よりも出来高が増えているものを中心に見ていくとよいでしょう。
昨日・今日と売買代金が久しぶりに2兆円超えとなりましたので、市場はようやく通常の活気を取り戻してきています。

一例に過ぎないかもしれませんが、私は中小型株の中だと日本コンセプト(9386)や三光合成(7888)、都築電気(8157)、八洲電機(3153)などを監視リスト入りさせました。

あとは個人投資家好みのところでCYBERDYNE(7779)なんかも今度こそトレンド転換に期待してもよいかもしれません。

ただし!

大型株であろうと、小型株であろうとマクロ環境の前提が非常に重要なのは変わりません。

NYダウの動きを気にする必要はありませんので、それよりはダウ輸送株やSOX指数の動き、それらが面倒な方でも少なくとも米10年債利回りの動向だけは日々チェックを怠らないようにしておきましょう。


【 相 場 の 格 言 】
『株というものは、買い始めるのに高すぎるということはないし、
 売り始めるのに安すぎるということはない。
 しかし、最初の建玉で利益があがらないかぎりは、続けての建玉は手控えるべきだ。
 よく状況を見極めて待つことだ。』
(ジェシー・リバモア)

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
ジーテクト(5970)
テイ・エステック(7313)
セーレン(3569)
日本化薬(4272)
ADEKA(4401)
日立金属(5486)
古河機金(5715)
日本コンセプト(9386)
三光合成(7888)
都築電気(8157)
八洲電機(3153)
CYBERDYNE(7779)

執筆者:加藤あきら

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