中長期の強力なサポートラインから反発強める動き
1.IoTプラットフォームサービスを軸に、スマホなど端末の一括管理サービスをクラウドで提供するほか、様々なOS同士の画面をリモートで共有可能な遠隔サポートも展開。同社の「Optimal Biz」はMDM(Mobile Device Management:モバイルデバイス管理)市場において国内シェアトップクラス。
2.同社は、第4次産業革命の中心的企業になるべくAI・IoT・Robot分野に積極的な投資を行っており、AI、IoT利用の在宅医療支援サービスを本格的に展開。また、同社の代表菅谷氏は情報通信分野における「特許資産個人ランキング」で日本一。企業でもIoT分野における国内特許ランキングにおいても大手企業と肩を並べるなど、豊富な知的財産を背景としたライセンス収益が柱となる。
3.株価は前回の決算発表後から下値もみ合いの動きだが、2700円付近の底堅さを確認して反転の動きが期待されるところ。25日移動平均線を下回っているものの、信用取組が圧倒的な売り長で信用倍率は0.43倍と需給は非常に良い。足元の株価水準は中長期的なサポートラインとも一致してくるところで、出直り期待が強まれば売り方が苦しくなり買い戻しを誘発する可能性も高まっていると言える。
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