株式会社あすなろ 関東財務局長(金商) 第686号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 第011-1393

(一社) 人工知能学会:18801(公社)日本証券アナリスト協会:01159

あすなろ投資顧問

2019-09-18 17:00:00

加藤あきらの投資戦略室

金融政策待ちと市場が高止まりしている意味を考える

本日のお取り組みもお疲れ様でした。

資本市場では原油相場が乱高下している中で、本日は比較的穏やかな動きとなりました。

しかし、金融政策待ちの割には売買代金も2兆円超えと市場の活況は続いています。

今週は手控え感が出やすい中で売り圧力も強まるかと懸念していたところもありましたが、意外なほど値を保っています。

米国でも日本で言うSQみたいな市場イベントがありますので、来週以降は金融政策の発表と相まって方向感が出てくるようになるかと思います。

これまでの流れをふまえますと循環物色から徐々に資金がヨコに広がってくることを想定していますが、米国の金融政策にからめてトランプ砲が飛び出すかどうかを注視しておきたいところです。

直近での中小型株物色ではこれまで強さを見せつけてきたゲーム株の一角に大きな売りが出てきており、他の新興株への影響が心配される反面、ゲームセクター以外への資金流入、あるいは新たなテーマ株物色の台頭など楽しみが出てくる局面でもあるでしょう。

昨晩の米国市場では原油相場が落ち着きを取り戻すのを横目に見ながら、内需セクターが物色され始めました。

当然ながら日本でも小休止をはさんでいた情報・通信セクターなどが狙い目となってくる頃合いにきているかと思いますが、比較的押しが浅いものばかりで中々手を出しづらい面もあるかと思います。

今日のところではトレンドマイクロ(4704)が少し動き始めてきたかなと思いますが、ここから出遅れ修正できるかどうかが注目されます。

景気敏感株を利益確定させた後は先高期待感の盛り上がりも見据えて、少しずつ内需成長株にも資金を振り向けていくのがよいでしょう。

その一環で中小型の成長株にも徐々に資金が回り始めてくるかと思いますので、個人投資家にとっては楽しみな相場になってくるかと思います。


【 相 場 の 格 言 】
『株価の里帰り』

それでは明日も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。

【本日ご紹介した銘柄】
トレンドマイクロ(4704)


執筆者:加藤あきら

無料新着記事

記事一覧へ

今ご登録で特典5銘柄+大石銘柄+5000ptをプレゼント!

今すぐ無料登録 クリック