運命の再会 ―行政処分明けから一年、会員様と歩む未来への誓い―
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
【運命の日】 ―8月5日の記憶―
2024年8月5日。
その日を私たちは生涯忘れることはないでしょう。
世界の金融市場が未曾有の暴落に見舞われたその前日、あすなろ投資顧問は行政処分を終え、静かにしかしながら熱い想いを胸に業務を再開いたしました。多くの投資家が混乱と恐怖に包まれ、先の見えない闇の中で途方に暮れていた、まさにその瞬間に。
これは偶然ではありませんでした。
これは運命だったのです。
かつて私たちは、元社員の不適切行為により、会員様の信頼を裏切る結果となりました。その責任を取り、行政処分という厳しい試練を受け入れた私たちが、市場が最も混乱する前日に復帰できたことは、天からの啓示であったと感じています。
「会員様が最も必要とする時に、そばにいる」
これこそが、あすなろ投資顧問の存在意義であり、私たちに与えられた使命だと、あの日、痛烈に胸に刻まれました。
【闇から光へ】 ―会員様と共に歩んだ365日―
暴落相場の混沌の中、私たちは会員様と共に、再び歩み始めました。
「この会社を信じてもいいのだろうか」
「本当に私の資産を守ってくれるのだろうか」
そんな不安と共に、それでも私たちを選んでくださった会員様の勇気に、今も胸が熱くなります。
あの日から365日。
私たちは一日も休むことなく、会員様の信頼を取り戻すため、全身全霊を捧げてまいりました。
社内管理体制の抜本的改革。
コンプライアンス教育の徹底。
情報管理システムの完全刷新。
しかし、これらの取り組みは単なる「改善措置」ではありません。
これは、会員様との「約束」なのです。
二度と裏切らない。
二度と失望させない。
二度と離れない。
その約束を胸に、私たちは日々、市場と向き合ってきました。
【感謝という名の宝物】
この一年、私たちは会員様から計り知れない贈り物をいただきました。
それは「信頼」という名の宝物です。
「あすなろさんのおかげで、あの暴落を乗り越えられました」
「家族の将来を託せる会社に出会えて良かった」
「あなたたちがいなければ、私の人生は変わっていなかった」
こうした言葉の一つひとつが、私たちの魂を揺さぶり、存在意義を問い直す機会となりました。
最も困難な時期に、私たちの手を取ってくださった会員様の勇気と信頼。
それは私たちの誇りであり、何物にも代えがたい財産です。
【魂の誓い】 一生ついていきたいと思われる会社へ
行政処分から一年を経た今、私たちは新たな誓いを立てます。
それは、会員様に「一生ついていきたい」と心から思っていただける会社になることです。
単なるサービス提供者ではなく、人生の伴走者として。
単なる投資顧問ではなく、未来を共に創る同志として。
単なるアドバイザーではなく、人生の岐路に寄り添う家族として。
私たちは以下の三つの魂の誓いを立てます。
1.
真実一路 ― どんな時も真実だけを語り、透明性を貫く
2.
心魂込心 ― 一人ひとりの人生に真心を込めて向き合う
3.
不屈不撓 ― いかなる市場環境でも決して諦めず、最後まで戦い抜く
これは単なる経営理念ではありません。
私たち一人ひとりの魂の叫びです。
【明日へ】 ―あすなろの名に込めた想い―
「あすなろ」という社名には、「明日へ向かって挑戦し続ける」という願いが込められています。
しかし今、この社名に新たな意味を加えたいと思います。
「明日も、必ず会員様のそばに」
市場が晴れていようと、嵐であろうと。
経済が好調であろうと、不況であろうと。
世界が平和であろうと、混乱していようと。
私たちは、会員様のそばで、共に喜び、共に悲しみ、共に戦い続けます。
あの暴落相場の前日に復帰できたのは、会員様の人生に寄り添うための運命だったと信じています。その運命に感謝し、その使命を全うするために、私たちは今日も、明日も、そしてその先も、会員様と共に歩み続けます。
「一生、あすなろについていきたい」
そう思っていただける存在であり続けることを、ここに魂を込めて誓います。
敬具
2025年8月4日
株式会社あすなろ
代表取締役 大石 恭嗣