業績改善シナリオに変更なく見直し買い期待株
メモリ、システムLSI向けの半導体テスト工程の受託会社で、以前はエルピーダメモリ子会社であったが、現在は台湾PTI(力成科技日本合同会社)の子会社である。ウエハテスト、ファイナルテスト及びテストソリューション開発が主力。九州・福島の国内量産拠点及び、製造メーカーに近接する位置にある台湾にも量産拠点を展開。顧客のニーズに合わせ多品種対応、最適なテストメニューを実行するためのテスタを含む複数の装置完備。
業績面においては2/12に前期実績を発表し赤字転落での着地となったほか、今期見通しは予想困難から非開示としている。車載向けロジックは堅調予想だが、DRAMや画像処理向けロジックが減少見込みで概ね横ばいとみている模様。ただし、四半期業績ベースでは2018年10-12月期からの落ち込みは翌4-6月期でボトムを打ったとみられ、足元の業績も黒字転換で上向いてきていることは評価できる。
株価は上記決算発表をうけて先行して上げてきた期待が萎んで利益確定売りとなり、今期業績への期待も持ちづらいとの印象から昨夏の水準にまで押し戻されている。ただし、投資家の前のめり姿勢で上昇した分が剥落しただけで業績改善傾向は緩慢ながらも変わりないことから再び見直し買いの動きにつながってくるものと予想する。
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