異色の魅力が光る注目3銘柄
菓子・食品の製造販売。アイスクリーム事業も手がける老舗食品メーカー。
今期業績見通しは売上高2400億円(4.8%増)、営業利益214億円(0.6%増)と堅調な成長継続を予想。注目は5月に実施した自己株式取得で、ASR(加速自社株買い)方式により約200万株・50億円規模の買い付けを完了。これにより発行済株式数の約2.3%を取得し、株主還元を強化した。配当も前期60円から今期65円へ増配予定で、株主還元姿勢は積極的。菓子市場の底堅い需要と海外展開拡大により中長期的な成長が期待され、自己株買いによる需給改善効果も相まって投資妙味は高いと見る。アイス事業は猛暑関連にもマッチ。
Synspective(290A)
自社開発のSAR衛星で宇宙データソリューションを提供する宇宙ベンチャー。
引き続き先行投資段階で業績赤字だが、政府関連案件の受注が業績を牽引。内閣府や防衛省、経産省からの補助金や受注により、1Qの総収入は11億5639万円を確保した。同社は現在4機のSAR衛星を運用中で、2020年代後半には30機体制の構築を目指す。3月には米国子会社を設立し、世界最大の宇宙関連市場である北米進出を本格化。受注残高は約218億円と豊富で、宇宙データ需要の拡大と政府の宇宙政策推進により成長加速が期待される。株価は1000円台で底堅く、75日線を試す動き。
京写(6837)
プリント配線板メーカーで片面基板では世界首位。
前期決算は売上高262億2900万円(前期比6.7%増)、営業利益12億7700万円(18.2%増)と海外事業好調で大幅増益。国内は自動車生産調整や原材料高で減益だったが、中国では自動化による省人化・生産性向上と高付加価値な自動車向け金属基板受注増で大幅増益、インドネシアも増収増益となった。今期見通しは売上高270億円、営業利益16億円、経常利益12億円と2桁増益を計画。期末配当は前期11円から今期14円へ27%増配予定で株主還元も強化。海外展開が奏功し、特に金属基板事業の拡大が収益性向上に寄与している。PER約7倍と割安感が強く、ROE目標8%達成に向けた収益性改善と増配継続により投資魅力度の高まりが感じられる。株価400円付近の明確な突破に期待がかかる。
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