NY株安を嫌気して売り先行、17700円-18000円のレンジを想定

●3日のNY株式市場は雇用市場の急速な悪化を受けて反落。3月の雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比70万1千人減と市場予想（約10万人減）を超え、嫌気された売りが広がった。失業率も4.4％と市場予想平均の3.8％よりも悪かった。米景気の先行き不透明感が強まり、売りが優勢となって引けた。

●本日の日経平均はNY株安を嫌気して、売り先行と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は１万７６７５円で、先週末の東京市場の日経平均終値１万７８２０円と比べ１４５円安い水準。先週末の大阪取引所の日経平均先物終値は１万７７００円。


★日経平均株価のポイント
１万８３４１円　５日線
１万７８２０円　先週末終値
１万７６７５円　ＣＭＥ日経平均先物


●騰落レシオ（25日）66.49％


●新規上場

松屋R&D（公開価格910円）


【今週の予定】

6日（月）
中 休場

7日（火）
米 前週分 USDA輸出検証高
独 2月 鉱工業生産(前月比)
米 米大統領予備選（ウィスコンシン州）

8日（水）
日 2月 経常収支貿易収支
米 FOMC議事要旨

9日（木）
米 3月30日週次 新規失業保険申請件数
米 3月 生産者物価指数(PPI)
米 4月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値

10日（金）
米 休場
日 3月 企業物価指数
中 3月 生産者物価指数(PPI)
中 3月 消費者物価指数(CPI)
中 3月 社会融資総量
中 Q2 総合リスク
米 3月 消費者物価指数(CPI)
中 3月 マネーサプライM2(前年比)