一服感から弱含みの展開、18700円-19000円のレンジを想定

●7日のNY株式市場は前日の大幅高の反動もあり、引けにかけ上げ幅を縮小。ダウは小幅反落で終了。寄り付き直後に937ドル高まで急騰し取引時間中としては3月13日以来、約1カ月ぶりに2万3000ドル台に乗せる場面もあったが、ニューヨーク州のクオモ知事が会見で「1日の死者数が過去最多の731人になった」との発言を受け、買いが引っ込み上げ幅を縮小した。原油相場が急落も投資家心理を悪化させた。

ダウ工業株　　　　２２６５３.８６（－　２６.１３）▼０.１２％
ナスダック　　　　　７８８７.２６（－　２５.９８）▼０.３３％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２６５９.４１（－　　４.２７）▼０.１６％

●本日の日経平均は直近3営業日で1130円強の上昇となり、一服感から弱含みの展開と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は１万８９７５円で、昨日の東京市場の日経平均終値１万８９５０円と比べ２５円高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は１万８９７０円。

★日経平均株価のポイント
１万９０３８円　一目基準線
１万８９７５円　ＣＭＥ日経平均先物
１万８９５０円　昨日終値
１万８７３３円　２５日線


★日経平均は25日移動平均線をクリア。25日移動平均線を上回るのは2月14日の終値23687円以来。


●騰落レシオ（25日）77.34%％


●今週の予定

8日（水）
日 2月 経常収支貿易収支
米 FOMC議事要旨

9日（木）
米 3月30日週次 新規失業保険申請件数
米 3月 生産者物価指数(PPI)
米 4月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値

10日（金）
米 休場
日 3月 企業物価指数
中 3月 生産者物価指数(PPI)
中 3月 消費者物価指数(CPI)
中 3月 社会融資総量
中 Q2 総合リスク
米 3月 消費者物価指数(CPI)
中 3月 マネーサプライM2(前年比)