スタンレー電気（6923）
自動車用ランプの製造会社だが殺菌能力が高い深紫外LEDを扱っている。深紫外線LEDが発する光は大腸菌やインフルエンザウイルスを殺菌し不活性化することが確認されているが、今後1カ月以内をめどに新型コロナウィルス不活化の検証も行われる。既に医療現場の殺菌灯などの用途で紫外線（UV）や水銀ランプからの置き換え需要が始まっているようだ。新型コロナウィルスの効果が立証されれば同社株は買われることになるだろう。

アシックス（7936）
緊急事態宣言の発出による学校休校、外出自粛措置により運動不足からランニング人口が急増することが考えられる。さらに東京五輪の延期が決定したことで引き続きスポーツ関連は注目。

ミンカブ・ジ・インフォノイド（4436）
株式投資などの金融情報メディアを運営。コロナショックによる相場暴落で株価が安くなったタイミングを投資のチャンスと捉え、投資を始める若者が増加しているようだ。さらに暴落相場でボラティリティが高まったため投資情報のアクセス数が増えていることが予想される。今の状況は同社にとっては追い風と見る。

ファーマフーズ（2929）
独自技術で開発した育毛剤の「ニューモ」が大ヒットし今年に入り急騰していた銘柄だが、コロナショックが落ち着きを取り戻しチャートが好形に変化したところで再び見直し買いを誘っていきそうだ。第2四半期決算では積極的な広告宣伝投資を行ったことで営業損益が拡大したものの知名度が上がり先行投資は一巡すると見る。ニューモは日米で特許を取得したタマゴ由来の成分「HGP」を配合し、女性向けも2月に発売されたばかり。