NY株高を好感し反発　20000円-20300円のレンジを想

●14日のNY株式市場は原油高を好感し買いが先行、指数そろって反発。新規失業保険申請件数は298万1千件で、市場予想を上回り引き続き高水準。トランプ米大統領が中国との断交を示唆し、ダウは一時458ドル安まで売られたが、直近3営業日で1080ドルを超える下げとなっていたこともあり自律反発し指数はプラス転換。原油相場の大幅高を材料に引けにかけて上げ幅を拡大し、ダウの日中の値幅は841ドルと大きくぶれた。

ダウ工業株　　　　２３６２５.３４（＋３７７.３７）△１.６２％
ナスダック　　　　　８９４３.７２（＋　８０.５５）△０.９１％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　２８５２.５０（＋　３２.５０）△１.１５％

●NY原油は27.56のドル2.27ドル（9％）高と大幅反発。国際エネルギー機関が発表した月報で、経済活動の再開の広がりを理由に今年の石油需要予測を上方修正した。

●ニューヨーク州は本日から郊外の3地域で経済活動が段階的に再開。ニューヨーク市の経済活動の再開は6月以降になる見通し。


★本日の日経平均はNY株高を好感し、反発と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万００６０円で、昨日の東京市場の日経平均終値１万９９１４円と比べ１５０円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万００８０円。

★日経平均株価のポイント
２万０２２３円　５日線
２万００６０円　ＣＭＥ日経平均先物
１万９９１４円　昨日終値


－前営業日（5/15）のおさらい－

●日経平均株価　１万９９１４円７８銭（－３５２円２７銭）
高値２万１８５円００銭／安値１万９９０２円９３銭
値上がり１９０／値下がり１９５２／変わらず２９
新高値３９／新安値３
出来高　１３億２９７７万株
売買代金　２兆１５７８億円

●ＴＯＰＩＸ　１４４６．５５（－２８．１４）

●マザーズ指数　８２１．２３（－１７．３８）
マザーズ売買代金 １６９０億円

●騰落レシオ（25日）129.27%

●日経平均ボラティリティー・インデックス34.45まで上昇

●ストップ高14日21銘柄（気配含まず／一時含む）

高橋ウォール・ケアネット・アリアケ・シンデンハイ
富士マガジン・デュアルタプ・ＭＤＶ・東応化
ＢＢＳｅｃ・日本ラッド・メドピア・ホープ
リバーエレテク・ＳＩＨＤ・名南Ｍ＆Ａ
松屋Ｒ＆Ｄ・フジシール・ＮＩＳＳＨＡ・ムーンバト
ブティックス・藤久

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★今週の主な予定

15(金)
日 4月 企業物価指数(前月比)
中 4月 固定資産投資(前年比)
中 4月 鉱工業生産(前年比)
中 4月 小売売上高(前年比)
欧 Q1 国内総生産(GDP)2次速報値(前期比)
米 5月 NY州製造業業況指数
米 4月 小売売上高(前月比)
米 4月 小売業販売高
米 4月 鉱工業生産(前月比)
米 4月 設備稼働率季調値