米国雇用統計を控えて様子見　22300円-22600円のレンジを想定

●4日のNY株式市場は経済活動正常化を期待した買いと、利益確定の売りでもみ合いの展開。5日には米5月雇用統計の発表を控えていることもあり利益確定売りに押され、また、新規失業保険申請件数が市場予想を上回り相場の上値は重くもみ合う展開。ボーイング1社でダウを75ドル押上げた。

ダウ工業株　　　　２６２８１.８２（＋　１１.９３）△０.０５％
ナスダック　　　　　９６１５.８１（－　６７.１０）▼０.６９％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　３１１２.３５（－　１０.５２）▼０.３４％

●グローベックスNYダウ先物50ドル高

●欧州中央銀行は理事会で、資産買い取り枠を大幅に拡大する追加緩和策を決定。


★本日の日経平均は米国雇用統計を控えて、様子見と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万２７２５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万２６９５円と比べ３０円高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万２７００円。

★日経平均株価のポイント
２万２７２５円　ＣＭＥ日経平均先物
２万２６９５円　昨日終値
２万２３１５円　５日線

★日経平均先物は昨日は高値22980円、安値22490円と上下の振れ幅が大きくなって来ている。投資家の気迷いが現れ始め高値警戒感が出ており、本日は22490円の維持が大事。


★投資部門別の売買状況 (カッコは前週)

個人投資家　－３３１５億円（－７９８億円）２週連続売り越し
海外投資家　－　２１６億円（＋７７２億円）２週ぶり売り越し
事業法人　　＋　　　８億円（＋２４６億円）９週連続買い越し
信託銀行　　－　１８４億円（－４９７億円）３週連続売り越し

海外投資家は現物は売り越し、先物は3842億円買い越し（空売りの買い戻し観測）


－前営業日（6/4）のおさらい－

●日経平均株価　２万２６９５円７４銭（＋８１円９８銭）

高値２万２９０７円９２銭／安値２万２５０１円８１銭
値上がり１０３２／値下がり１０２６／変わらず１１１
新高値８３／新安値５
出来高　１５億１６３２万株
売買代金　２兆６９１３億円

●ＴＯＰＩＸ　１６０３．８２（＋４．７４）

●マザーズ指数　９９０．７４（－１２．５７）
マザーズ売買代金　２０３０億円　

●騰落レシオ（25日）145.02%　過熱

●空売り比率38.3％

●日経平均ボラティリティー・インデックス29.98まで上昇

●前営業日のストップ高4日―19銘柄（気配含まず）

ＦＲＯＮＴＥＯ・フルスピード・アイケイ・ＺＯＡ
ＤＬＥ・イノベーション・サイバーセキュリ・オンコリスＢ
ウチダエスコ・ＧＭＯテック・アーキテクツ・エンバイオＨ
キャリア・Ｗスコープ・ズーム・タツミ・内田洋行・グロームＨＤ

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●今週の主な予定

5（金）
米 5月 雇用統計