NY株急落で売り先行　22000円-22300円のレンジを想定

●24日のNY株式市場は感染拡大「第2波」による景気回復の遅れが意識され大幅反落。米通商代表部が「欧州航空機大手エアバスへの補助金が不当だとして欧州連合に対する報復関税の拡大を検討する」と表明し、国際通貨基金が世界の成長率見通しを下方修正したことも売り材料。またカリフォルニア州の1日の新規感染者数が70000人以上、フロリダ州が約5500人と過去最多を記録し、ニューヨーク・ニュージャージー・コネチカット州の各知事は24日、感染者数の多い州からの旅行者について、「14日間の自主隔離を勧告する」と発表。再びロックダウンへの警戒感から売りが膨らんだ。

●グローベックスNYダウ先物5ドル安

●米連邦準備理事会が米銀を対象としたストレステスト（健全性審査）と包括的資本分析の結果を本日（NY時間25日）に発表予定。


★本日の日経平均はNY株急落で売り先行と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万２２２５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万２５３４円と比べ３１０円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万２２１０円。

★日経平均株価のポイント
２万２５３４円　昨日終値
２万２４７０円　５日線
２万２２２５円　ＣＭＥ日経平均先物
２万２１５２円　２５日線

－前営業日（6/24）のおさらい－

★日経平均株価　２万２５３４円３２銭（－１４円７３銭）

高値２万２６６３円２９銭／安値２万２４７９円８６銭
値上がり５７６／値下がり１５２２／変わらず６９
新高値６１／新安値５
出来高　１１億６９４２万株
売買代金　２兆３３７億円

●ＴＯＰＩＸ　１５８０．５０（－６．６４）

●マザーズ指数　１０６０．３２（＋９．００）
マザーズ売買代金　１９７９億円　活況

●騰落レシオ（25日）104.41%　

●空売り比率　37.1％

●日経平均ボラティリティー・インデックス27.81まで低下

●前営業日のストップ高24日―19銘柄（気配含まず）

ＩＴｂＨＤ・グッドライフ・東日システム・ＩＮＥＳＴ・アルメディオ
ＧＭＯペパボ・フライト・エコミック・アルファクス・セーラ万
ロコガイド・ＧＭＯテック・Ｆｒｉｎｇｅ・ジーニー・ジシステム
みらいワークス・アイオーデータ・ＦＤＫ・ポート

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●今週の主な予定

25（木）
中 休場（端午節）
米 5月 耐久財受注
米 Q1 国内総生産(GDP)確報値
米 6月15日週次 新規失業保険申請件数

26（金）
中 休場
日 6月 東京都区部コア消費者物価指数(CPI)(前年比)
米 5月 消費支出(前月比)季調値
米 6月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値