異色の好業績株をバーゲンハンティング
企業Webサイトやソーシャルメディア制作・運用を手掛けており、クリエーター派遣、フリーランス支援事業等も行っている。国内大手企業をはじめ、業種や業態を問わず幅広いマーケティング支援活動を展開し、企業のデジタルマーケティング投資の急拡大を背景に成長。
業績面においては5/8に本決算発表を行い、前期の売上高は19.8%増収、営業利益は29.0%増益で着地。デジタルクリエイターの積極増員でコスト増も収益拡大基調から吸収し、順調な成長を実現。豊富なデータの蓄積からAI(人工知能)を活用した先進サービスの展開や子会社のWebクリエーター派遣の引き合いも増加傾向にあり、期末1-3月期は大幅な増収増益となった。
株価は3/13安値1004円を起点に反発、戻り歩調から上記決算発表を機に上放れて200日移動平均線を回復。5/26には戻り高値1955円まで上値を伸ばしたが、6月以降は25日移動平均線を割り込むと利益確定売りが優勢となった。足元では1400円割れで需給面の悪化がみてとれるが、背景には保守的な今上期における減益見通しが投資家の握力を弱らせている。4-6月のコロナ禍影響がさほどでもないとなれば一転して業績期待感が復活し、大きく反発するポテンシャルを秘めていると言えそうだ。
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