NY株高を好感して反発　22700円-23000円のレンジを想定

●14日のNY株式市場は景気敏感株中心に上げ幅を拡大。金融株の決算がまちまちでダウはもみ合い。一方ナスダックは利益確定の売りが続き一時208ポイント（2％）安まで下げたが、米連邦準備理事会のブレイナード理事が「大規模な資産購入を持続的に活用すべきだ」との考えを示し、金融面からの経済支援が当面続くとの見方から景気敏感株を中心に買いが拡大した。

ダウ工業株　　　　　２６６４２.５９（＋５５６.７９）△２.１３％
ナスダック　　　　　１０４８８.５８（＋　９７.７４）△０.９４％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　３１９７.５２（＋　４２.３０）△１.３４％

●グローベックスNYダウ先物291ドル高、ナスダック100も68ポイント高。

●モデルナは日本時間15日朝、初期の治験でワクチンを投与した45人全員に抗体が確認されたと発表した。同社はこれに先立ち、最終的な第3相治験を27日に開始することを明らかにし、これを好感して時間外でもダウ先物、ナスダック100先物急騰。モデルナは時間外で14％高で推移。


★本日の日経平均はNY株高を好感して、反発読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万２７００円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万２５８７円と比べ１１０円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万２７１０円。

★日経平均株価のポイント
２万２７００円　ＣＭＥ日経平均先物
２万２５８７円　昨日終値
２万２５２６円　５日線
２万２４１６円　２５日線

－前営業日（7/14）のおさらい－

●日経平均株価　２万２５８７円０１銭（－１９７円７３銭）

高値２万２６７７円０２銭／安値２万２５３８円７８銭
値上がり８１４／値下がり１２６３／変わらず９４
新高値５２／新安値１１
出来高　１０億９６４２万株
売買代金　１兆９７７８億円

●ＴＯＰＩＸ　１５６５．１５（－７．８７）

●マザーズ指数　９９７．４１（－１５．９４）
マザーズ売買代金　２０３９億円　

●騰落レシオ（25日）72.75%　

●空売り比率　40.4％

●日経平均ボラティリティー・インデックス24.64まで上昇

●前営業日のストップ高―7銘柄（気配含まず）

インターライフ・サンユ建・買取王国・アテクト
ダントーＨＤ・ＳＥＲＩＯＨ・極東証券

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●今週の主な予定

15（水）
米 7月 NY州製造業業況指数
米 6月 鉱工業生産(前月比)
米 6月 設備稼働率季調値
日 日銀政策金利決定

16（木）
中 6月 固定資産投資(前年比)
中 6月 鉱工業生産(前年比)
中 6月 小売売上高(前年比)
中 Q2 国内総生産(GDP)(前年比)(前期比)
欧 ECB理事会
米 7月6日週次 新規失業保険申請件数
米 7月 フィラデルフィア連銀業況指数
米 6月 小売売上高自動車除く(前月比)
米 6月 小売売上高(前月比)
米 5月 企業在庫(前月比)

17（金）
欧 6月 EU基準消費者物価指数(HICP)改定値(前年比)
米 6月 建設許可件数
米 6月 住宅着工件数
米 7月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値