NYダウはコロナショック以来の高値奪回　22200円-22600円のレンジを想定

●10日のNY株式市場は追加経済対策の与野党協議が難航する中、トランプ米大統領が失業給付の上乗せなどを軸とした追加対策案の大統領令を発動。景気敏感株を中心とした見直し買いでNYダウは2月以来5か月半ぶりの高値圏に押し上げられた一方、ハイテク株中心のナスダックには利益確定売りが優勢で反落した。


★本日の日経平均は3連休中の海外市場が強含みで推移したことをうけて、買戻し中心に上値を試す展開となりそう。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万２４５０円で、前週末の東京市場の日経平均終値２万２３２９円から１２０円高の水準。為替はドル円が１ドル＝１０５円台の後半とやや円安方向に進んでいる。

★日経平均株価のポイント
２万２５２１円　２５日線
２万２３２９円　前週終値
２万２４０６円　５日線
２万２４５０円　ＣＭＥ日経平均先物


－前営業日（8/7）のおさらい－

●日経平均株価　２万２３２９円９４銭（－８８円２１銭）

高値２万２４３６円１６銭／安値２万２２０４円６１銭
値上がり９０８／値下がり１１８３／変わらず８２
新高値２７／新安値２０
出来高　１１億８９３８万株
売買代金　２兆２７８１億円

●ＴＯＰＩＸ　１５４６.７４（－３.１４）

●マザーズ指数　１０３５.１９（＋１２.０５）
マザーズ売買代金　1674億円　

●騰落レシオ（25日）８９.７７％　

●空売り比率　４０.０％　

●日経平均ボラティリティー・インデックス21.50でやや上昇

●前営業日のストップ高―15銘柄（気配含まず）

ホーブ・田中化研・ミズホメディ・日パレット・ＡＳＢ機械
クックビズ・ＬＴＳ・電子材料・テノＨＤ・Ｊリース
助川電気・ホロン・福山通・スクエニＨＤ・インサイト

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●今週の主な予定

11（火）
日 7月 景気ウォッチャー調査季調値

12（水）
日 7月工作機械受注
英 Q2 国内総生産(GDP)速報値(前年比)

13（木）
ファーウェイへの輸出を認める猶予期限
米 8月3日週次 新規失業保険申請件数

14（金）
日 8月オプションSQ
中 7月 固定資産投資(前年比)
中 7月 鉱工業生産(前年比)
中 7月 小売売上高(前年比)
欧 Q2 国内総生産(GDP)2次速報値(前年比)
米 7月 小売売上高(前月比)
米 7月 鉱工業生産(前月比)
米 8月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値