Sun Asterisk（4053）
7月末に新規上場したばかりで、デジタル活用で新たな事業創造を促進し新事業やプロダクトを提供していくDX関連株。創業以来、300件以上のスタートアップや新規事業の開発を支援した経験があり、ビジネスモデルそのものをデジタル化する「デジタライゼーション」プロセスにおいて豊富な知識と経験を有している。世界でも遅れを取っている日本企業のデジタル化の課題解決を担う有望企業と言えるだろう。株価は上場から右肩上がり、昨日は同社社長がTV番組で特集され本日も上場来高値を更新。今後も成長期待への買いを巻き込み上値を捉えそうだ。

NATTY SWANKY（7674）
餃子居酒屋「ダンダダン酒場」の直営やフランチャイズ運営を展開。GoToトラベルキャンペーンに続いてGoToイート（Eat）キャンペーンの開催が現実味を帯び、飲食業界の回復に期待感が出ている。GoToイートが委託するオンライン飲食予約事業者となったカカクコムの予約サイト（食べログ）でも予約が可能な同社は利用者も増加するだろう。また、同社は都内以外でも広島や北海道、神奈川、埼玉、千葉などにも多数出店しており、もし東京都が除外になったとしてもGoToイートキャンペーンの恩恵を取りこぼすことはなさそうだ。チャートは4月と7月のダブルボトムから上昇トレンドへの転換が期待される。

タカショー（7590）
ガーデニング商品の大手で開発や販売、マンションや商業施設の庭設計などを手掛ける。昨日引け後に21年1月期の業績予想について、営業利益を7億円から10億1000万円（前期比90.2％増）、最終利益を3億円から6億4000万円（前期比3.2倍）へ上方修正。新型コロナの影響でプロ用の売上は伸び悩んでいるものの、巣ごもりの影響で家庭菜園や個人のガーデニング需要が増加しECサイトなどで売上が伸びている。国内のみならず海外も同様の傾向で上方修正に至った。年間配当も10円から13円に引き上げ。元来より業績期待があったため本日前場は高寄りから利確売りが進んでいるが、売り物が出尽くした後は再び上昇トレンドが継続すると見る。