パウエル講演を控え様子見、新興市場は活況　23200円-23500円のレンジを想定

●26日のＮＹ株式市場はハイテク株中心に上昇。ナスダック指数とＳ＆Ｐ５００種指数は5日続伸となり、連日で過去最高値を更新。米7月の耐久財受注が前月比11.2％増となり、市場予想平均の同4.3％増を大きく上回ったことを好感した。27日のパウエル米連邦準備理事会議長の講演を控え様子見ムードだったが、バイオ製薬のモデルナが、「開発中の新型コロナワクチンの臨床試験で若年層と同等の免疫効果が中高年層でも確認できた」と発表し買い先行となった。

ダウ工業株　　　　　２８３３１.９２（＋　８３.４８）△０.３０％
ナスダック　　　　　１１６６６.０６（＋１９８.５９）△１.７３％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　３４７８.７３（＋　３５.１１）△１.０２％

●グローベックスNYダウ先物31ドル安

●パウエル米連邦準備理事会議長の講演は、日本時間本日の午後10時10分からを予定。


★本日の日経平均はパウエル講演を控え様子見、新興市場は活況と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万３２８０円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万３２９０円とほぼ同水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物はＣＭＥと同値。

★日経平均株価のポイント
２万３４３１円　８月２５日高値
２万３２９０円　昨日終値
２万３２８０円　ＣＭＥ日経平均先物
２万３０７４円　５日線

★全市場売買代金上位30銘柄のうち、9つがマザーズ銘柄


－前営業日（8/26）のおさらい－

●日経平均株価　２万３２９０円８６銭（－５円９１銭）

高値２万３３４８円８０銭／安値２万３２０３円００銭
値上がり９２５／値下がり１１１５／変わらず１３２
新高値４３／新安値１
出来高　８億５９００万株
売買代金　１兆６５６６億円

●ＴＯＰＩＸ　１６２４.４８（－０.７５）

●マザーズ指数　１１５０.１９（＋１６.９７）
マザーズ売買代金　２８３９億円　大商い

●騰落レシオ（25日）102.09％　

●空売り比率　37.3％　

●日経平均ボラティリティー・インデックスまで21.97まで上昇

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●今週の主な予定

27（木）
米 ジャクソンホール経済シンポジウム
米 Q2 国内総生産(GDP)改定値
米 8月17日週次 新規失業保険申請件数

28（金）
欧 8月 消費者信頼感指数確定値
米 7月 消費支出(前月比)季調値
米 8月 シカゴ地区購買部協会景気指数
米 8月 ミシガン大消費者信頼感指数確報値