買い一巡後は揉み合い　23100円-23400円のレンジを想定

●1日のNY株式市場は、景気指標やFRB幹部のハト派的な発言を好感して上昇。ナスダック指数、半導体株指数、Ｓ＆Ｐ500種指数が過去最高値を更新した。財新メディアが1日に発表した8月の中国製造業PMIが約10年ぶりの高水準となり、また米供給管理協会が発表した8月の製造業景況感指数が予想以上となり好感した。10月にも発売される「5G」対応の新型機種への期待からアップルが買われ、ナスダック指数は堅調に推移。米連邦準備理事会のブレイナード理事が「FRBの雇用最大化と物価目標柔軟化に向けた新戦略の目標を達成するために、必要な緩和を提供することが重要となる」と表明し、指数は引けで一段高となった。

ダウ工業株　　　　　 ２８６４５.６６（＋２１５.６１）△０.７６％
ナスダック　　　　　 １１９３９.６７（＋１６４.２１）△１.３９％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３５２６.６５（＋　２６.３４）△０.７５％

★グローベックスNYダウ先物10ドル高


★本日の日経平均は買い一巡後は、揉み合いと読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万３１９５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万３１３８円と比べ６０円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万３１８０円。

★日経平均株価のポイント
２万３４３１円　８月２５日高値
２万３１９５円　ＣＭＥ日経平均先物
２万３１３８円　昨日終値
２万３１３２円　５日線
２万２８１０円　２５日線

★日本経済新聞社が日経平均株価の定期見直しによる１銘柄の入れ替えを発表。
削除は日本化薬、新規採用はソフトバンク。10月1日の算出から適用。


－前営業日（9/1）のおさらい－

●日経平均株価　２万３１３８円０７銭（－１円６９銭）

高値２万３２０６円６６銭／安値２万３０４７円７７銭
値上がり９１５／値下がり１１６２／変わらず９４
新高値３９／新安値７
出来高　１０億２７６９万株
売買代金　１兆８６１２億円

●ＴＯＰＩＸ　１６１５.８１（－２.３７）

●マザーズ指数　１１５４.５１（＋３２.８７）
マザーズ売買代金　２７２３億円　大商い

●騰落レシオ（25日）96.61％　

●空売り比率　42.3％

●日経平均ボラティリティー・インデックス22.74まで低下

●ストップ高銘柄＝1日―14銘柄（気配含まず）

コーアツ工業・総医研ＨＤ・出前館・ＺＯＡ・アズ企画
駅探・アルファクス・サンアスタ・インタファク・バンクイノベ
スパンクリート・ＢＵＹＳＥＬ・カーディナル・日本テレホン

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●今週の主な予定

2（水）
7月 小売売上高(前月比)実質
米 8月 ADP民間部門雇用者数

3（木）
中 8月 財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)
米 7月 貿易収支(USD)
米 8月24日週次 新規失業保険申請件数
米 8月 マークイット総合購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 8月 マークイットサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 8月 ISM非製造業総合指数

4（金）
米 8月 雇用統計