NY株高を好感して続伸　23200円-23700円のレンジを想定

●2日のNY株式市場は、出遅れ銘柄中心に買いが入りナスダック指数、半導体株指数、Ｓ＆Ｐ５００種指数は連日で過去最高値を更新。製造業に関する好調な景気指標や米連邦準備理事会幹部のハト派的な発言を好感して買いが先行した。ADPの8月の雇用報告で非農業部門の雇用者数が42万8千人増と市場予想（117万人増）を大きく下回ったが、7月の21万2000人増からは拡大していることから、雇用情勢は底堅く推移しているとの見方が台頭し、引けにかけ一段高となった。

ダウ工業株　　　　　 ２９１００.５０（＋４５４.８４）△１.５９％
ナスダック　　　　　 １２０５６.４４（＋１１６.７７）△０.９８％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３５８０.８４（＋　５４.１９）△１.５４％

●グローベックスNYダウ先物15ドル安


★本日の日経平均はNY株高を好感して、続伸と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万３５０５円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万３２４７円と比べ２６０円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万３５２０円。

★日経平均株価のポイント
２万４０８３円　年初来高値（1月20日）
２万３５０５円　ＣＭＥ日経平均先物
２万３２４７円　昨日終値
２万３１２３円　５日線

★マザーズ市場の売買代金は3637億円と前日から34％増となり、14年9ヶ月ぶりの異例の水準。日米ともに成長性が期待できる銘柄を物色する動きが活発化。


－前営業日（9/2）のおさらい－

●日経平均株価　２万３２４７円１５銭（＋１０９円０８銭）

高値２万３２８７円４０銭／安値２万３１７０円８２銭
値上がり１２２８／値下がり８４６／変わらず９７
新高値６７／新安値７
出来高　９億７６４８万株
売買代金　１兆８７８５億円

●ＴＯＰＩＸ　１６２３.４０（＋７.５９）

●マザーズ指数　１１７２.９５（＋１８.４４）
マザーズ売買代金　３６３７億円　大商い

●騰落レシオ（25日）101.76％　

●空売り比率　37.3％　

●日経平均ボラティリティー・インデックス22.12まで低下

●ストップ高銘柄＝2日―17銘柄（気配含まず）

コーアツ工業・富士マガジン・リアルワールド・インタートレード
コラボス・サンアスタ・日本情報Ｃ・ニューラル・ビープラッツ
バンクイノベ・ヤマウ・ＴＹＫ・日金属・みらいワークス
ログリー・フレンドリー・日本テレホン

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●今週の主な予定

3（木）
中 8月 財新サービス業購買担当者景気指数(PMI)
米 7月 貿易収支(USD)
米 8月24日週次 新規失業保険申請件数
米 8月 マークイット総合購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 8月 マークイットサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値
米 8月 ISM非製造業総合指数

4（金）
米 8月 雇用統計