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あすなろ投資顧問

2020-09-11 16:45:00

加藤あきらの投資戦略室

週明けの自民党総裁選、新政権期待ご祝儀相場はあるのか

本日は先物・オプションの9月限を清算するメジャーSQでしたが、推定値は23272円で8月限の23350円とほぼ同水準となりました。

長期安定政権を築いてきた安倍政権ですが、来週はこの次期後継者が決まる自民党総裁選に期待が高まっているとみられます。

今回はイレギュラーな交代劇になりますが、ご祝儀相場がみられるのか非常に注目されるところですね。

直近の河野外相発言などから10月に解散総選挙が行われる観測も出ていますので、マーケットとしてはどのタイミングで次期政権への期待が盛り上がるのか難しいスケジュールと言えます。

今秋は重要な政治イベントが目白押しでマクロ影響が大きくなってきそうですが、足元では個別の材料株が引き続き物色意欲旺盛といった感じになっています。

市場は菅官房長官でほぼ決まったような物色ですが、目先で解散総選挙が行われるとしたらそこで政局が変わると意外に短命に終わってしまう可能性もありますので、国内動向は事実上10月まで材料に乏しいと言えるでしょう。

あとは外部環境ですが、昨日は欧州でECB理事会が開かれ、ラガルドECB総裁は大規模緩和の継続を表明するとともに金融政策の見直しについても言及しました。

ただ今すぐに手を打つという感じではなく、為替市場のユーロに対しても政策的な対応は見送られました。

欧州勢がいつまでユーロ高を許容するのかにもよりますが、この分ですと来週の日銀金融政策決定会合ではおそらく具体的な政策変更は無さそうで、次は10月末ですからもしその前に先手を打たれた場合にはユーロ売りから円高に振れやすくなる可能性が出てくることは想定しておくべきでしょう。

他に米大統領選のゆくえなども注目度が高いかと思いますが、最近はトランプ陣営が巻き返してきましたので、このまま株高が続けばトランプ優勢の流れが強まるかもしれません。

他方で、中国VS台湾の関係が深刻化しており、直近では9日・10日で中国の軍用機が台湾の防空識別圏に進入し、台湾メディアは40回以上にも及んでいるとこれまで以上に警戒を強めています。

先般の香港における国家安全法の成立をうけて、次に矢面に立たされる台湾は中国の拡張主義を批判して民主主義諸国の同盟を呼び掛けました。

これは単に二国間の小競り合いではなく民主主義と共産主義のイデオロギー対立に発展しかねない事態となってきたといえるでしょう。ここにきて親中派のドイツも中国共産党と距離をとり始めたという報道もありましたし、孤立化する中国の立ち位置、そして半ば逆ギレ的な暴走がかえって心配になります。

台湾のバックには当然米国勢が控えており、米中対立の新冷戦構造における代理戦争の舞台になると同時に、どうやら9/9から火星が逆行に転じてきたことによりこの手の話は注意深くみておく必要があるようです。

では今回も銘柄アンケート、あすなろ会員様の保有者数ランキングですが、直近のIPO株や中小型株なども多く見受けられます。

◆エスプール(2471)
人材派遣を手がける好業績の成長期待株で、株価は安定してバリュエーションが高くついています。BPOや倉庫・ロジスティクスの軽作業受託はコロナ環境下でも需要は高く見込める一方、業績変化のハードルが高いため大きなサプライズは見込みづらいと言えます。値動きは比較的安定しており、じっくり成長を見守りながら取り組みたい方に向いている株でしょう。

◆ブランディングテクノロジー(7067)
幅広い分野にブランドコンサルティングする独自のビジネスモデルを築いており、これまでにも上場・非上場問わず積極的に業務提携を行い、ネットワークを拡大させています。
2019年に上場を果たしたばかりで業績は今ひとつ冴えないものの、直近でスカラ(東証1部:4845)やレカム(JASDAQ:3323)といった話題の企業と業務提携し、野心的に事業領域拡大を志向する材料性から人気相場になっています。足元での株価は材料物色が続いており、5日線をサポートに短期的な上昇トレンドを形成していますが、サポートを切れてきたら要注意で足が速い相場と割り切るのが得策。

◆東海カーボン(5301)
2017年~2018年にかけて黒鉛電極の大相場を演じましたが、自動車市況の低迷とともに大きく調整を強いられました。黒鉛電極はまさに10年越しの相場であったといえ、在庫調整は今後も長引くとみられる一方で5G向けの立ち上がりが期待できるかと思われます。ただし、以前のようなビッグチェンジは当面期待しづらいために、レンジを意識したバンドウォークで値幅を抜くことに注力した方がよいでしょう。


≪加藤コラム内でご紹介の銘柄≫
◆日本製鉄(5401)[鉄鋼]
7/22ご紹介から株価は17%の上昇。
日本郵船に続いて注目のキーインダストリー株。
ただしSQ通過でバリュー株買戻しにも一服感。
9月後半の押し目買い有力候補。

≪あすなろ単発スポット銘柄の動向≫
★加藤あきらのゴールドメソッド銘柄(****)
銘柄公開後の高値を更新し、上昇率は1.8倍に。
材料好感で本日も新高値を更新と好調継続。
暴落への備えで売り上がり、来たる買い場で底値買いを狙いたい。

【 相 場 の 格 言 】
『悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』
(ジョン・テンプルトン)

それでは来週も希望をつないで慎重にかつ大胆に取り組んでまいりましょう。


執筆者:加藤あきら

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