NY株安を嫌気し売り先行　23200円-23500円のレンジを想定

●6日のNY株式市場はトランプ大統領が追加経済対策の協議の停止を指示し、リスクオフとなり反落。米連邦準備理事会のパウエル議長は「政府による財政支援がなければ景気後退を招く」と発言し、またトランプ大統領が「追加経済対策の与野党協議を大統領選が終わるまで停止するようムニューシン財務長官らに指示した」とツイートし、リスクオフの売りが広がりダウは一時、420ドルを超える下げとなる場面もみられた。

ダウ工業株　　　　　 ２７７７２.７６（－３７５.８８）▼１.３４％
ナスダック　　　　　 １１１５４.６０（－１７７.８９）▼１.５７％
Ｓ＆Ｐ５００　　　　　 ３３６０.９５（－　４７.６８）▼１.４０％

●グローベックスNYダウ先物68ドル安


★本日の日経平均はNY株安を嫌気し、売り先行と読む。ＣＭＥ日経平均先物の終値は２万３２７０円で、昨日の東京市場の日経平均終値２万３４３３円と比べ１６０円ほど安い水準。本日早朝の大阪取引所の日経平均先物終値は２万３２６０円。

★日経平均株価のポイント
２万３４３３円　昨日終値
２万３２８９円　２５日線
２万３２７０円　ＣＭＥ日経平均先物
２万３２２９円　５日線

★東証が昨日発表した信用取引現在高は、信用買い残は前週から４０３億円増加の２兆４８１５億円となり、約１年８カ月ぶりの高水準。


－前営業日（10/6）のおさらい－

●日経平均株価　２万３４３３円７３銭（＋１２１円５９銭）

高値２万３４４１円１６銭／安値２万３３３１円４０銭
値上がり１１５２／値下がり９２３／変わらず１０３
新高値５４／新安値５
出来高　９億８９７１万株
売買代金　１兆９９４１億円

●ＴＯＰＩＸ　１６４５.７５（＋８.５０）

●マザーズ指数　１２６５.６７（＋１１.９７）
マザーズ売買代金　２４７５億円 活況

●騰落レシオ（25日）136.00％　過熱

●空売り比率　38.5％　

●日経平均ボラティリティー・インデックスは21.61まで低下

●ストップ高銘柄＝６日―１５銘柄（気配含まず）

インサイト・ビットワンＧ・クシム・タスキ・Ａｂａｌａｎ
アクシス・Ｃマネージ・日本ラッド・ダントーＨＤ・ダイケン
アーキテクツ・トミタ電機・日アビオ・トーセイ・ナルミヤ

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●今週の主な予定

7（水）
米 副大統領候補TV討論会（於：ユタ州ユタ大学）

8（木）
米 8月 消費者信用残高
日 8月 経常収支
米 9月28日週次 新規失業保険申請件数

9（金）
日 8月 全世帯消費支出(前年比)
日 8月 全世帯消費支出(前月比)
米 8月 卸売在庫(前月比)