ウインテスト（6721）
液晶、イメージセンサー向け検査装置などを手掛けている。20年7月期の営業利益が5億3600万円の赤字（前期実績は3億4800円の赤字）だったが、21年7月期については増収効果から7億7600万円の大幅黒字化を見込む。新型コロナの影響でずれ込んでいる受注案件などが今後反映される可能性が高く、今期業績の急回復に期待感が強い。連日の急騰で信用規制が入ったにもかかわらず上値追いが鎮まることもなく根強い買いが入っている。今の相場環境では強い銘柄についていきたい局面。

農業総合研究所（3541）
昨日引け後に業績の上方修正を発表。20年8月期の経常利益を予想の3500万円赤字から4600万円の黒字(前期2000万円の黒字)に一転してV字回復。巣ごもり消費や内食需要を背景に青果需要の高まりで売上高が想定を上回っているとのこと。さらにスガノミクスでは地域活性化に尽力、菅総理の実家もいちご農家ということで注目が向く。来週14日に決算発表を控えており仕込みたい向きも多いと見る。本日チャートは高値更新で手掛けにくいが順張りも視野に入れて監視しておきたい。

イオンファンタジー（4343）
大型スーパーのイオンを中心に遊戯施設を展開している。昨日引け後に発表した第2四半期決算は売上高が前年同期比58％減の163.8億円となり、営業利益は57.98億円の赤字となったが、据え置いた通期の予想営業利益が78億円の赤字ということで、下期の大幅改善に期待し悪材料出尽くしの様相となっている。日足200日線を突破しチャートも好形に変化したため下値は盤石になったと考えてよさそうだ。押し目狙いの戻り期待。