無事今年最後となる【低位株】の公開を終えました。参加者様ありがとうございました。それに答えるかのように、初日からボラ高めでグイっと来てますが、利食い千人力という言葉をお忘れなく。不安な方はフォローと公開レポートをご活用下さいね♪

　さてさてタイトルの件。今年どんなものにニーズが偏ったのか？国内外のトレンドを集めてみました。

　まずは2018年ナスダック上場のLovesac社の【ソファ】。巣ごもり関連ですね。コロナの悪影響にいち早く対策を施し、ショールーム販売からECへ転換。

　売上昨対比43％増。自宅滞在時間が増えてニーズが高まった様子。家具と言えば、日本でもニトリが相変わらず好調。もはや何が起きても増収増益してくれる感すらある。

　大塚家具はチャンスとも言えるこの環境を生かせないまま改革中。島忠もニトリに吸収された。家具なら何でもいい訳ではないなぁ～明暗くっきり。

　【SaaS】はあらゆる企業が導入。例えばマネーフォワードは、法人向けが伸び続け業績も回復中。今は収益モデルをフローからストックへ転換している時期。多少の赤字は無視で良さそう。

　M&Aなど投資にも積極的なので一時手にコストが増え、フロー収益が落ちる分売り上げも萎むだろう。しかしかつてのADOBEがそうだったように、うまく乗り切った先には、フィシュモデルが形成され存在感を増し、一部鞍替えもあるのでは？と期待している。

　これは私が一番意外だった【スイーツづくり】。コロナで流行した様子。ホイップクリームやエッセンス類の販売が伸びた。

　BtoBがメインだがcotta（3359）は業績も堅調。お菓子・パン作りの日本最大級の総合サイト。3月から上がり続け今は一服感が否めないが、次のタイミングまで要ウォッチだ。

　意外に思う方もいるかもしれない。【公営ギャンブル】も伸びた。経産省の第三次産業活動指数を参考に検証してみると、競艇・オートレース・競馬・競輪・パチンコどれもV字。
　大底の3月辺りこそ沈んだが、その後は順調に戻している。中にはコロナ前よりも伸びたものまである。特に競艇はすさまじい。

　今はネットで簡単に投票できる＆コロナでも休まなかった。自宅で暇を持て余した人が殺到したものと思われる。

　例えば東京都競馬は今後も見ておく価値あり。コロナ関連のバッドニュースで怯え売りが出たら、検討してもいいだろう。

　【食品】は全般的に多く買われました。業務スーパーのFC好調とタピオカ特需で上がった神戸物産は記憶に新しいだろう。

　個人的には上場前から雪国まいたけ（1375）に注目している。健康志向が高まった現在において、きのこ王国の存在感は見直されると読む。揺らいだ屋台骨も敏腕VCによって再構築された。時間をかけて取り組む対象としては検討の余地あり。
　
【あとがき】

　こうして並べてみるとマスクや消毒関連だけでなく、意外と伸びてるものも多い事がお分かり頂けただろう。

　「お家でスイーツ」が伸びている事は予想すらしていなかった。

　こういったネタは、何かの拍子でニュースなどに取り上げられたら動きが出てくる。

　先回り投資の醍醐味という事でお知り置きいただきたい。

　醍醐味と言えば・・・

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それでは
相場はあすなろ投資顧問と共に

CEO大石やすし

PS：最後までありがとうございました（銘柄）

IPOも触れておきたい。
クリーマ（4017）
高ボラなので注意は必要だが、もみ合った後高値（5,500）ブレイクにチャレンジしに行くかも。


それでは今週もよろしくどうぞ！


■本日ご紹介したもの

cotta（3359）
雪国まいたけ（1375）