まさに仕込み時！？非鉄市況回復で業績向上が見込める株
日本精線（5659）
大同特殊鋼系でステンレス鋼線の最大手。バネ、ネジ、シャフト、高合金・チタン等向けに軽量高強度の品質を極め、特にバネ用線は精密電子機器や精密電子医療部品用に用いられる。また、独自技術で製品開発されたステンレス鋼繊維の『ナスロン』は耐熱性に優れ、金属の強度と伸縮性を持っているため用途が幅広い。
業績面においては10/29に中間決算発表を行い、売上高は10.5％減収、営業利益は17.9％増益と反発。金属繊維事業で5G向けナスロン製品をはじめリモートワーク普及やデータセンタ拡充の需要取り込みに成功、半導体関連の設備投資意欲の復活が追い風となった。一方のステンレス鋼線はコロナ禍における需要減退で落ち込んだが昨今のニッケル価格立ち上がりなどから販売単価の向上が見込まれ業績回復に寄与するものとみられる。
株価は3/13安値2406円を底値にして戻り歩調を辿っており、調整交じりながらも上昇トレンドを形成してきている。12/14には上値を4040円まで伸ばし年初来高値を更新。足元の地合い難から利益確定売りも出やすくなっていたが、25日移動平均線付近をサポートに下値を売り叩く動きなどは見られない。今後は調整一巡から再び上値指向を強めることが期待される。
大同特殊鋼系でステンレス鋼線の最大手。バネ、ネジ、シャフト、高合金・チタン等向けに軽量高強度の品質を極め、特にバネ用線は精密電子機器や精密電子医療部品用に用いられる。また、独自技術で製品開発されたステンレス鋼繊維の『ナスロン』は耐熱性に優れ、金属の強度と伸縮性を持っているため用途が幅広い。
業績面においては10/29に中間決算発表を行い、売上高は10.5％減収、営業利益は17.9％増益と反発。金属繊維事業で5G向けナスロン製品をはじめリモートワーク普及やデータセンタ拡充の需要取り込みに成功、半導体関連の設備投資意欲の復活が追い風となった。一方のステンレス鋼線はコロナ禍における需要減退で落ち込んだが昨今のニッケル価格立ち上がりなどから販売単価の向上が見込まれ業績回復に寄与するものとみられる。
株価は3/13安値2406円を底値にして戻り歩調を辿っており、調整交じりながらも上昇トレンドを形成してきている。12/14には上値を4040円まで伸ばし年初来高値を更新。足元の地合い難から利益確定売りも出やすくなっていたが、25日移動平均線付近をサポートに下値を売り叩く動きなどは見られない。今後は調整一巡から再び上値指向を強めることが期待される。
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