コロナ・EV関連・ノーベル賞など話題てんこ盛り
トヨタ系であり主にゴム・樹脂素材の自動車部品を製造している企業。ゴム・樹脂の材料から自社開発を行っており、分析技術は業界トップクラスである。この強みを活かし、ラバーゴムの剛性を維持した状態での薄肉化に成功している。また、ゴムや樹脂製品だけでなく、世界初の青色発光ダイオード(青色LED)を開発した。これは、ノーベル化学賞を受賞した赤崎・天野教授と共同研究した結果である。同社の新技術「深紫外LED」は、照射で除菌の効果があり、コロナ禍において国民の衛生意識の向上から、多くのクライアントからの引き合いが強いと考えられる。また、2018年には世界初の車室内のLEDをワイヤレス点灯する製品を実用化している。
業績面において、2020年度第2四半期実績は、売上収益は3094億円(前年同期比1120億円減少)、営業利益は45億円(同142億円減少)であった。新型コロナウイルス拡大に伴う事業環境の悪化が考えられるが、一方では完成車メーカーの生産が回復している兆しもあり黒字を確保している。
株価は7/31安値1923円をボトムに上昇基調が続いている。上昇の流れの中でところどころ小反発を繰り返しコロナ以前の水準に近い3000円処まで値を戻している。直近はもみ合い相場が続いており、足元は5日線との攻防が続く中で押し目を捉え仕込んでおきたいところ。同社のワイヤレス給電技術は本格的にEVを普及させるには重要となる技術であり、同製品需要が高まるにつれ相場も下値の堅い推移が期待される。
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