大きなフロンティア挑戦で株価上昇期待
「再生誘導医療」「遺伝子治療」などの開発をする大阪大学発のバイオベンチャー。ケガや病気により損傷した組織を、幹細胞によって増殖能と分化能を発揮することにより、損傷組織の再構築を促す医療を「再生誘導医療」といい、同社は従来用いられてきた臓器移植による外科的手段(「再生医療」)でなく、医薬品の投与による「再生誘導医療」を目指している。
業績面について、昨年12/9発表の1Q決算では、事業収益(売上高)は2.1億円、営業損益は2.68億円の赤字となった。再生誘導医療薬「レダセムチド」の臨床試験に向けた開発は進捗しているものの、研究開発投資費用がかさんだ模様。なお、再生医療の市場規模は世界において2050年には38兆円の規模になると見込まれている。
株価について、昨年7/8高値1311円を起点に調整基調。12/9の1Q決算結果を受け一段安となったが、12/28安値605円をボトムに需給改善から800円台へ値を戻してきている。同社の研究する「再生医療」の市場規模も大きく、「再生医療」分野の研究開発も順調に進捗していることから、今後の株価上昇に期待がかかる。
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