25日線上抜け株価上昇に弾みが付く
直線運動機構の「リニアモーション」、独自の技術による「精密加工」、半導体製造装置、液晶電子デバイス装置製造装置など、極めて寸法公差の厳しいXYステージの「設計・製造・組み立て」を手掛けるメーカー。中でも精密加工技術は、コンマ一秒の差を要求されるレーシングカーエンジン部品製作に用いられるなど、その技術は世界からも高く評価されている。
2/12発表の3Q決算(累計)では、売上高が前年同期比16.8%減の14.9億円、営業損益が2400万円の赤字だった。新型コロナウイルス感染拡大による全般的な産業用機械の設備投資抑制による受注需要減少が大きく影響した模様だ。一方で中国の液晶製造装置等の産業用機械向け組み立て需要の増加により、ユニット製品事業の売上は好調な様子である。3Q(10-12月期)連結会計期間の売上高において、主力製品である直動機器は前年同期比4.2%増、精密加工は27.9%増と回復の兆しが見えてきている。
株価は、昨年11/12の2Q決算発表の数日後から急動意し、12/10高値475円を付けた所で一旦調整局面入りしたものの、年初にかけて需給改善により底堅い相場を形成している。足元では25日線を上抜け株価上昇に弾みが付いてきている。バリュエーションはPBRが0.7倍台と水準訂正の余地があり、動意本格化の前に仕込んでおきたい水準とも言えよう。
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