出来高しっかり。上値追い銘柄
空調機器の総合メーカー。工場や大型施設などで使われる大規模な空調を「セントラル空調機器」といい、同社はこの分野で多くのシェアを占めている。例えば「あべのハルカス」や「グランフロント大阪」などにも同社製品が使われており、卓越した技術力とオーダーメイド生産が評価されている証だと言えよう。なお今年3月10日には、同社新社屋SHINKO AIR DESIGN STUDIOが、大阪府・大阪市から環境への取り組みが評価され、「おおさか環境にやさしい建築賞 事務所部門賞」を受賞したと発表。
2/9発表の3Q決算(累計)では、売上高が前年同期比19%減の約256億円、営業利益が同40.1%減の約38億円で着地。足元では公共投資や設備投資は持ち直しを見せているものの、これに需要の端境期が重なったことから厳しい事業環境であった様子。セグメント別では国内において施設・店舗等の着工の減少により減収。中国においては国内同様着工が減少しているものの、経済活動が徐々に再開し設備投資は持ち直してきている模様。
株価は昨年11/5に出来高の増加とともに動意付き、11/6発表の2Q決算をこなしてゆるやかに上昇。25日移動平均線をサポートラインとして年末年始にかけて上昇を続ける。年明け後は更に一段高を見せており、直近の3Q決算を通過して更に上値を伸ばす場面があった。そこからやや調整を挟んだものの、25日線がサポートし反発。足元では5日移動平均線を回復し、強気のモメンタムが継続している。このまま上値を伸ばせるか注目したい。
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