突っ込み警戒感から反発　28600-29000円のレンジを想定

【米国株】
　11日のNY株式市場はインフレ進行への警戒感から続落。利益確定売りが続き、ダウは一時660ドルを超える下げをみせる場面もあった。12日に発表される4月の消費者物価指数が高い上昇率を示すとの見方が強まり、米金利の上昇が懸念されたが押し目買いが入り、ナスダック指数は下げ渋る展開となった。

銘柄名　　　　　国内引け　　　 ＡＤＲ　　　　　対比　　　　　騰落率
ソフトバンク　　9,508.0　　　　9,579.4　　　　＋71.4　　　　＋0.75%


【★日経平均見通し★】
　本日の日経平均株価は、突っ込み警戒感から反発の展開と読む。ＣＭＥ日経平均先物は一時２万８２５５円まで下げる場面があったが、終値では２万８６１５円まで戻し、昨日の東京市場の日経平均終値２万８６０８円とほぼ同水準。


－【重要指標】－
●日経平均株価ＰＥＲ：17.77
　　　　　　　ＰＢＲ：1.26
　　　　　　　配当利回り：1.77

●騰落レシオ（25日）88.54％　
●空売り比率　47.2％　　
●日経平均ボラティリティー・インデックス24.16まで上昇


－【前営業日（5/11）のおさらい】－
●日経平均株価　２万８６０８円５９銭（－９０９円７５銭）

高値２万９２８９円１２銭／安値２万８５３５円３６銭
値上がり１６９／値下がり１９８９／変わらず３３
新高値６９／新安値１２５
出来高　１２億８９１４万株
売買代金　２兆９５６７億円

●ＴＯＰＩＸ　１９０５.９２（－４６.３５）

●マザーズ指数　１１１７.３５（－４０.０７）
　マザーズ売買代金１３９２億円 　

●ストップ高銘柄＝１１日―５銘柄（気配含まず）
ネクスウェア・キャリア・テクノホライゾン・芝浦電子・極東貿易

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【今週のタイムテーブル】】

12(水)
欧 3月 鉱工業生産(前月比)
米 4月 コア消費者物価指数(CPI)(前年比)原数値
米 4月 消費者物価指数(CPI)(前月比)季調値
欧 ECB理事会（フランクフルト）

13(木)
日 3月 経常収支
米 5月3日週次 新規失業保険申請件数
米 4月 生産者物価指数(PPI)最終需要(前年比)
米 4月 生産者物価指数(PPI)食品・エネルギー除く(前年比)

14(金)
米 4月 輸入物価(前月比)
米 4月 小売売上高(前月比)
米 4月 鉱工業生産(前月比)
米 4月 設備稼働率季調値
米 3月 企業在庫(前月比)
米 5月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値