脱炭素化の恩恵を受け、さらに業績拡大へ
2020年に創業130周年を迎えた、海上土木事業のパイオニア企業。岸壁の地盤改良や浚渫(しゅんせつ)・埋立技術に強みがある。近年では陸上土木にも力を入れており、土木事業の売上の内、約半分超を占めるほどになった(2020年3月期)。脱炭素化に向けた、水素等の輸入拡大基調が広がってくれば、今後の海上土木案件の増加に期待できそうだ。
5月中旬に公表した本決算では、経常益は前期比36.6%減の約30億円となったが、業績従来予想の24.5億円を上回って着地。工事採算性の向上や為替差益が主要因である模様だ。なお今期経常益は前期比36.2%増の41億円を見込んでいる。同社の受注案件は官需向けが多く、今後の国土強靭化に関する各施策を追い風に、業績はさらに向上していくと見ている。
株価は今年3月から始まったダウントレンドから回復し、先月28日には1574円まで買われ、年初来高値を更新した。その後は高値警戒感や、高値達成感を意識した売り圧力に押され、小幅調整している。前日ザラ場では安値1508円での押し目買いに支えられており、さらにサポートラインの25日線も控えていることから、直近目先の下値不安は乏しいと見ている。ボリンジャーバンドの+1σを意識した押し目買いスタンスも一考か。
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